本土最南端へ 〜6佐多岬 ゼロ戦の秘密確認
- 2023.12.30
- ぴーよしは行く!! 本土最南端への旅2023.05
- 車旅
指宿シーサイドホテルのお湯は、なかなか良かったです。
ぴーぱーの好みではない塩っぱいお湯なのですが、とてもよく温まり、湯上がりには汗をかくほど。
色は緑濁。源泉掛け流し。堪能しました。
でも今日はいよいよ本土最南端の佐多岬に行く日です。
そのためには午前10時発のフェリーに乗って、鹿児島湾対岸の大隅半島へ渡ります。
なのでホテルで朝風呂も入らず、朝食も食べずに出発!
なんだか一日おきにフェリーに乗って鹿児島湾を横断していますが、これも天気の良い日に観光するための、ぱー添乗員さんの苦肉の策なのです。なので文句言わず(言えず)乗らなければなりません。
9時過ぎにフェリー乗り場着。
今回の航路はコレです(↓)。山川港→根占港(ねじめこう)。50分の船旅です。
予約無しで行きました。支払いは現金のみ。ローカル色が濃いフェリーです。
デイビーの全長は5メートルと5センチ。
牽引フックが5センチ飛び出しているせいで、1,000円高くなりました・泣。
チケット買ったから、落ち着いて朝食タイム。
港のテーブルで弁当食べました。
山川港は静かです。
ハイビスカスも咲く南国の港です。
しばらくしたらフェリーがやって来ました。
係員が手を挙げて呼んでいます。
またもや先頭。
で、船室に行こうと思ったのですが、いやな予感的中!
エレベーターが無い。
小さい船ですからね。これは長老にこの階段(↓)登っていただかないと、、、
と思ったら、、、、んっ、デイビーの横に車いすマークのドアが、、、
もしかしてこの中にエレベーターがあるのかも。
おそるおそる開けてみると、、、
なんと部屋になっていました。
バリアフリー客室だって。
でもカーペットに掃除機くらいはかけておいて欲しかった・泣。ゴミやら小石やらが散らばってます。
でも階段登るよりはマシと言うことで、三人でこの部屋に入ることにしました。まあ専用トイレも付いてるし。
出航!
部屋に貼ってある案内板によると。
このフェリーはナント153t。700馬力。ぴーぱー人生で二番目に小さい船かも。(一番目は、ナイル川で乗った帆掛け船のファルーカ・笑)
700馬力と言ったらデイビーの2台半分。デイビーでもだんだん勝負になってきた。
爆睡中の長老と、旅程調整中の娘。
大隅半島上陸!
一気に本土最南端の佐多岬を目指します。
あと少しで駐車場。
でも、駐車場から岬までも遠いのです。
展望台着!
本土最南端 佐多岬。
この旅の目的地です。
その後は、長老は置いといて撮影タイム。
佐多岬を満喫しました。
鹿屋航空基地 史料館
この大隅半島にも特攻隊基地があったそうです。
今は海上自衛隊の基地になっていて、その史料館にやって来ました。
ここも戦死した特攻隊員の写真や遺品、、、悲しい記憶の数々。
それからここの展示によれば、なんと二代目水戸黄門を演じた西村晃さんも、特攻隊の生き残りだったそうです。
この鹿屋から三度出撃したけど、エンジントラブルや天候不良で引き返したそうな。強運の持ち主。そして戦後は国民的ドラマの主人公に。生きていて本当によかったですね。
悲しい歴史ですから神妙な顔して展示を見ていたぴーよしですが、
ここでふと思い出したのです。
ゼロ戦の主翼には “ひねり下げ” というのが付いていたハズ。
ひねり下げとは、空中戦で小回りよく飛べるように、設計者の堀越二郎氏が工夫して、主翼の先端に少しねじりを加えたのです。それによって翼端失速と言う現象を抑えられると、何かに書いてあったような。
そのひねり下げ、どんなモノなのか、ここのゼロ戦の翼で確かめられるかな?
おおっ!確かにねじれてる。
読んで知ってはいましたが、やはり実物で確認するってのは違いますね。
理解が深まるし、納得するし、実感するし、体験になるし、親近感わくし、、、とにかくゼンゼン違うと言うことです。
こうなるともう “機械好き” の血が止まりません。
次に目に付いたのはコレ(↓)。ターボプロップエンジン。
こう言う形してるんだ。
これは潜水艦捜索用のソノブイ。海中に落として使う超高性能マイクのようなもの。でしょ?
昔のモノとは言え、シンプルそうな回路です。
部品と回路図さえあれば、電気工作好きの小学生なら組み立てられそう。(ぴーよし少年にもできたでしょう。たぶん)
最後はこのヘリの操縦席。
操縦席のこれらスイッチは、かなりの信頼性あるモノを使っているハズ。
接触不良にでもなったら墜落するかもしれないから、こう言うのは高いですよ。
思いがけず楽しい見学でした。ぴーよしだけですが。
■かのやグランドホテル
今日の宿泊先。このホテルの詳細は、ぱーのブログへ↓
その後、地域クーポン券握りしめ買い物へ。
ヤマダデンキ、ケーズデンキ、ホムセン行くも、欲しかったモノは売っていませんでした。
最近はもう、ぴーよしが欲しいものは、マニアックすぎて店頭には売っていません。ネットでしか手に入りません。
なのでクーポン券は、ほぼ全て発泡酒と食品に変わりました・泣。
今日の移動距離。117km。
ぴーぱー夫婦の だんなのぴー:車担当。
四駆、旅、登山、星、温泉、お遍路、DIY、野菜づくり、マグロ好きの50代。別名マグロよしのり。2020年3月退職。
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