環翠楼(箱根 塔ノ沢温泉)
2016年11月訪問
今回ご紹介するのは、以前から泊まってみたかった箱根の環翠楼です。
昨日じゃらんで見た時には2食付きプランしかなかったのに、今日は朝食のみの13,000円位のプランが出てます。早速予約して、箱根の老舗、塔ノ沢温泉の環翠楼に行ってみることにしました。
【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!何回も前を通ってますので、駐車場はすぐにわかりました。平日だったこともあり駐車場はガラガラ。
道路を挟んだ向かい側にも駐車場があるようです。
駐車場に車を入れると、すぐに笑顔の男性が近づいてきて名前を聞かれました。荷物を持ってもらい、玄関へ向かいます。
駐車場は建物の横にあるので、玄関へは細い道を通って行きます。
立派な玄関。
中に入ると、象嵌の看板が掛かっています。貴重なものだそうです。
玄関の内側はこんな感じ。
右手のフロントで宿帳を記入しました。
今回は、じゃらんで予約した部屋タイプおまかせの一泊朝食プラン。「本来は山側のお部屋ですが、今日は川側の広いお部屋をご用意しました」と受付の女性に言われ、部屋に案内されました。
お部屋
お部屋は1階の「早川」という部屋でした。
ひ、広いΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
部屋の中にも廊下があります。あ、縁側っていうんでしょうか。
お部屋は14畳。真ん中にポツンとテーブルセットがある感じです。
1Fだし、あんまり窓が多いと怖いですね。
窓の外はそのまま川沿いの道に繋がってるし、、。
翌日確認したら、川沿いの遊歩道は表の道路まで繋がってますが、入口に扉があってちゃんと鍵が閉まってました。遊歩道も環翠楼の敷地なのかもしれません。
遊歩道はこうして川沿いにのびています。
部屋まで案内してくれた綺麗な女性がお茶を淹れてくれて、お菓子も持ってきてくれました。
その女性が「夕食は何時頃お出かけですか?」と聞くので「お弁当持ってきたのでもう出かけません」と答えたら、美しい眉をひそめて「お持ち込みはお断りしてるんですよ。次回はぜひ私共にお申し付け下さい」と言われちゃいました(u_u)
皆さん、朝食プランで予約するときは気をつけてくださいね。
今回は許してもらったので、部屋の説明の続きをしましょう。
この部屋には金庫はありません。貴重品はフロントへ預けてください。
広縁の横は池。奥に見えるのは、お風呂の横のマッサージコーナーです。
うっかり部屋の廊下を歩いてるとマッサージ機に座ってる人と目があっちゃうってことですね。気を付けないと。
入口を入るとすぐに、冷蔵庫やポット類が置いてあります。
冷蔵庫の中の有料ドリンク。
各種料金表。
入口の右手には化粧品完備の洗面所と、
ウォッシュレット付きトイレ。
手前にクローゼットもありました。
お布団敷いてもらわないと落ち着かなかったので、早めにお布団敷きお願いしました。お布団敷きの若い男性は、笑顔でとても感じが良かったです。
さてこの部屋ですが、その夜は雨だったこともあり川の音なのか?それとも横の池に落ちる雨の音なのか?とにかく一晩中うるさくて良く眠れませんでした。
一般的にホテルや宿って、川側を良い部屋と位置付ける所が多いように思います。でも、川側の部屋って大抵川の音がうるさくないですか? なので、ぴーぱーは山側の部屋の方が好みです。
この日も「川側の部屋を用意しました」と言われた時にちょっと嫌な予感がしたんですが、、予感的中しちゃいました、、、。でも、もしかしたら雨のせいかもしれません。
館内
館内を見学しながらお風呂に行きましょう。
お部屋を出ると、すぐ目の前が大浴場。部屋からも見える休憩コーナーがこちらです。
2Fに上がると、フロントの前にはお土産コーナーがあります。
向かい側には昔の写真や「登録有形文化財」の認定証が飾ってありました。
その並びには応接間。
部屋でもWifi使えましたが、この応接間が1番電波が強いそうです。
応接間の向かいは喫煙室。
3Fに上がると、後ほど紹介する家族風呂とその並びに岩盤浴スペースがあります。
じゃらんでは、この岩盤浴がセットになったプランを見かけます。岩盤浴があるので源泉温度が高いのかと思っていましたが、意外とそうでもないんです。
岩盤浴の奥にはゲームコーナー。
卓球台もありました。
チェックアウト間際にちょっと4Fを覗いてみました。
時代を感じる大広間。昔はここで宴会が開かれたのでしょうか?
再び1Fに戻ってくると、BARがありました。閉まってましたけど。
メニューはこんな感じです。週末は営業してるのかもしれません。
大浴場の横には、時代を感じる洗面所がありました。
そして、こんなものも。
フタを開けると、1つはシャワーキャップと髭剃り。
もう1つは歯ブラシが入ってました。
大正風呂
いよいよお風呂です。箱根は数え切れないくらい来ているぴーぱーですが、塔ノ沢温泉は初めて。
「湯番」と呼ばれる温泉管理のスペシャリストが、毎日源泉の湯温や気温に応じてお湯の温度を調整し、お客様に快適なかけ流し温泉を提供できるように努めております。
環翠楼公式サイトより
と書かれています。楽しみーー・:*+.\(( °ω° ))/.:+
環翠楼には大正風呂というステンドガラスとモザイクタイルの2種類の大浴場があり、時間はうろ覚えですが男女の入れ替えがあるので両方のお風呂を楽しめます。
じゃらんの風呂利用条件には「24時間利用可」と表示されていますが、公式サイトには「午後3時〜翌朝9時半」となっており、実際そうでした。
まずは奥のモザイクタイルのお風呂からご紹介。
それほど広くない脱衣所。
源泉温度は46.8度、でも加温もしてます。そして塩素消毒ありです。
公式サイトには分析表は載ってますが、左側の成分に影響を与える掲示事項は載っていません。
とにかく入ってみましょう。
公式サイトによると、ここは
源泉に一番近い温泉であり、生まれたての新鮮なお湯でお客様のご到着をお迎えいたします。
とのこと。塩素臭はしませんが、特にフレッシュなお湯の香りもしません。
浴槽の横にはシャワースペースと打たせ湯的なスペースがあります。
奥にもう1つ浴槽がありました。案内してくれた女性が「浴槽が深めなので気を付けてください」と言ってましたが、確かに。
いきなり深いので注意が必要です。でも、深い浴槽って贅沢な気がして、ぱーは好きです♪
他に人がいなかったのでゆっくり浸かれましたが、どちらの浴槽も『何人かいた場合はどうなるのかなぁ?』という大きさです。
もう1つステンドガラスのお風呂もご紹介しましょう。
脱衣所にドアがないので、ちょっと心配。
アメニティはどちらのお風呂も一緒です。
こちらは入ると正面に深めの浴槽があり、
同じく奥に、もう1つ浴槽があります。
お湯の肌触りも香りも、モザイクタイル風呂同様これといった特徴は感じませんでした。
貸切専用風呂「末広の湯」
貸切風呂に行ってみましょう。予約制ではなく、空いていたらいつでも入れます。
新設のお風呂だそうですが、お湯は一緒ですね。
入ってみましょう。
これといって趣きもないお風呂です。これなら大正風呂に入った方が楽しいと思います。
露天風呂
最後に露天風呂です。
公式サイトの写真を見ると、なんだか雰囲気良さそうだったので楽しみにしていました♪ でも、一度外に出てちょっと歩かないといけないんです。
雨が降っていたり、酔っていたりすると危ないかも、、。
露天風呂はこのように、夜間は貸切利用できますが高齢者やお酒を飲んだ後は道中が危ないからオススメしません。
まずは男性用から。
それほど大きくない浴槽。
1人で入るには贅沢な広さです。
このように、脱衣所を出るとすぐにお風呂です。開放的。
続いて女湯。男女の入替はないようです。
男性用もそうでしたが、簡単な貴重品入れもあります。
こちらも、2人入ったらいっぱいな大きさ。
紅葉を眺めながらのお風呂は贅沢ですね。
そうそう、露天風呂にはシャワーはありません。
女性用は脱衣所とお風呂に仕切りのドアがありました。
朝食
朝食は8時にお願いしていました。露天風呂から戻ると、ちょうど昨日の女性と廊下で会って「お布団を上げてもいいですか?」と言われたのでお願いしました。7時半頃です。
お茶を淹れて頂いて、広縁で座って待っていると朝食の支度ができました。環翠楼は朝夕食ともお部屋食です。
朝食にもお品書きがありました。
どれもこだわりの品らしく美味しかったですが、漬物がよく見る既製品だったのはちょっと残念。
泊まった感想
ようやく訪れることができた環翠楼。その日は本当に数組しか宿泊客がいなかったようなので、配膳の関係等でおそらく近い部屋に固めたかったのでしょう。だから広い部屋になったのだと思います。
「建物が古いから足音が響く」という口コミを見ますが、前述通り川の音?水の音?がうるさくて他の音は聞こえませんでした。
建物は趣きがあって良かったですが、お湯はやや期待外れ。箱根はやっぱり “箱根湯本が一番かな♪” と思うぴーぱーでした。
妻のぱー:宿選び担当
温泉宿からビジネスホテルまで様々な宿を紹介しています。予算の都合で高級宿レポは少なめですが(笑)、宿選びの参考になったら嬉しいです。
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