ルーマニア2~ヴィネットの真実

民泊を10時に出発!

まず最初に、調べておいた近くのガソスタでヴィネット(英語:vignette ルーマニア語:Rovignieta)を購入しました。

ヴィネットとは何かというと、

道を車で走るための税金です。

日本人には馴染みの無い税ですが、ルーマニアを始め、この辺りの国ではヴィネットを取り入れている国が多いようです。
ここで昨夜ぴーよしが調べたルーマニアのヴィネットについて書いておきます。(多少の間違いもあるかもしれませんが)

まず多くのHPには、
「ヴィネットとは、高速道路料金のことである」と書いてありますが、それは正確には間違いです。
まあ端っから高速乗りまくって旅しようとしている場合はその解釈で問題無いと思いますが、
ぴーぱーのように基本下みちの場合は、「じゃあ払わなくてもいいんだな」と思って走っていると、

お縄になります・泣。

ルーマニアの場合ヴィネットは、下記の三種類の道を走る場合は事前に払っておかなければなりません。

  • National roads
  • Express roads
  • Highway

これらを走らないのなら払う必要はありません。
ところがこの三種類の道路の見分けが、我々外国人にはつきません。

Express roadsとHighwayは高速道路っぽいので解るかもしれないけれど、National roadsつまり国道はまず解らないと思います。国道といってもピンからキリまでありまして、ガタガタ舗装の田舎町をつないでいる道も国道の場合があるからです。まさかこの道が国道のわけないと思って走っていると、お縄です。

じゃあグーグルマップで有料回避、高速回避にチェックを入れて走っていれば大丈夫かというと、これも即お縄です。
理由は、ルーマニアのExpress roads、Highwayは無料だからです。ヴィネットは税金であって高速料金ではないので、グーグルはこの二つの道を回避しないのです。

結局ルーマニアで長距離走る場合は、ヴィネットを支払わないと、お縄が怖くて走れません。
支払わないで走ると監視カメラがナンバープレートを読み取り、未支払い車は即見つかってしまいます。その後はパトカーに捕まるのか、出国時に国境で捕まるのかぴーよしには解りませんが、とにかく罰金が待っていることでしょう。

ルーマニアに陸路で入ると、直近のガソスタなどに「ロードタックス支払い所」と書いてあるので、そこで素直に支払うのが良いと思います。(ぴーよしは今回無視して通過してしまいました)

ネット購入サイトもありますが(コチラとかコチラ)、やってみたところ日本人には買えませんでした。
理由は、ナンバープレート記入欄が最大10文字しか入力できなかったり(日本ナンバーは十数文字)、「I(アイ)やO(オー)はナンバーには使えない文字です」と言ってきたり、車体番号の書式桁数も違っていたり、日本の住所を入力すると「その住所は間違っています」と言われたり、支払いが現地銀行カード払いのみでクレカが使えないからです。
とにかく外国車両のことは全く考慮していないダメダメサイトです。

ぴーよしは、コチラのページで民泊のある街の支払場所を探して(各会社のpdfをダウンロードして、今いる街名で検索して取扱店を探す)、近くのガソスタにやって来ました。
レジの女性やスタッフが親切で助かりました。

車両登録書と出国前に作っておいたカーパスポート(↓参照)を見せて購入しました。

10日間で11.5ユーロ(デイビーは総重量3.5トン未満の貨物車(カテゴリーB)なのでこの価格ですが、乗用車(カテゴリーA)の場合は約3.3ユーロ 202508現在)。支払いはクレカOK。ナンバープレートの文字数も問題無く入力してくれました。

ちなみに購入した証拠のレシートは出国まで大切に保管します。フロントガラスに貼るステッカーなどはありません。ナンバーをカメラで読み取るので不要なのです。

これで大手を振って何処でも走れます。

この道もおそらくnational roadsです。ヴィネット無しでは走れません。

久しぶりに高速走りました。時速90キロで爆走中・笑。早くて楽です。

ルーマニアのPAはトイレもキレイです。

でも時々路面が荒れています。
パッチワーク時々穴ボコです。

Rent a room Bruno

今日の民泊。この民泊の詳細は、ぱーのブログへ。近日公開予定。

先日買ったパーツクリーナーで、ヘッドライトの白濁予防に貼ってあった透明テープを剥がしました。貼ってから半年くらいで剥がさないと、テープが劣化して剥がし難くなるのですが、今回は11ヶ月も経ってしまいました。

テープは劣化で今にも千切れそうですが、なんとか剥がれました。

残ったノリをパークリで溶かして拭き取ります。日本のパークリと成分が違うからでしょうか、なかなか溶けませんが、根気で拭き取ります。

ノリが厚いカ所は、ヘラでこそげ取ってからパークリします。

ちなみにこのヘラのようにたわいの無い道具でも、他で代わりが効かない道具は、この様な旅では可能な限り持ってきた方が良いと思いました。そうしないとできない作業が発生します。

ぴーよしにとって “他で代わりが効かない道具” とは他には、ピックアップツール、内装はがし、愛用の先が鈍ったマイナスドライバー、、、などです。持ってきて良かったと思いました。

苦闘1時間でなんとかキレイに剥がせました。
といっても右側だけ。左側はまた後日。

今日の移動距離337km。