Countryside Retreat(ダブリン近郊)
- 2025.07.11
- 今夜の宿 アイルランド2025
- 民泊
2025年4月訪問
アイルランド入国の初日、ダブリンで泊まるホテルを探していました。アイルランドは物価が高いと聞いてたけれど、ホテル代もすごく高いです!さらにダブリンの中心部は排ガス規制で我が家の車では入れません。
この日の旅記事はこちら↓
悩んだ末に、ダブリン港から40kmほど離れた街に民泊のようなホテルを見つけました。それがCountryside Retreatです。
有名観光地のモナスターボイスからは車で30分ほど。
タラの丘へも15分ほどの好立地です。
Countryside RetreatはagodaにもBooking.comにも掲載されています。共用バスルームだけどランドリーや共用キッチンがあって便利そうです。
両方を見比べてみるとBooking.comの方が2ユーロ高く、その代わりアーリーチェックイン(14:00〜)とレイトチェックアウト(〜11:00)のサービス+無料でデラックスルームへのアップグレードがGenius(簡単に言えば上級会員)特典として付いてます。
早朝にダブリン港に到着するので少しでも早くホテルに入りたいと思い、2ユーロ高いけどBooking.comで予約することにました。Booking.comでは任意だけど、予約時に到着予定時間を ”リクエスト” という形で知らせておくことができます。14:00〜15:00と連絡したら、すぐに「当施設を予約してくれてありがとうございます。何か質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。またチェックインは15:00〜、チェックアウトは〜10:00までとなっておりますのでよろしくお願いします」とメールが来ました。
あれ?アーリーチェックインできるんじゃないの??
慌てて「Booking.comには14:00チェックイン&11:00チェックアウトと書いてありますよ。だからそちらを予約したんです」とメールを送ると「わかりました、では14:00に会いましょう。でも通常のチェックイン時間は15:00ですからね」という返事が来ました。一応OKはもらったけど、こちらが無理にお願いしたみたいな言い方だよね、、、d( ̄  ̄)
なんだかシックリこないけど、とにかく疲れてたので14:00目指してホテルに向かいます。Googleマップには施設は掲載されていないから、送られてきたコードを頼りに辿り着きました。
標識とかサインは何も出てないけれど、コードを確認するとここで間違いありません。
車を乗り入れてもシーンと静まり返ってます。どうしようか困っていると、ようやく中から高齢の女性が出てきて迎えてくれました。
車は建物前に駐車するように指示されます。
玄関の中に入ると女性は「スーツケースじゃなくて良かったわ。スーツケースをガラガラやられるとカーペットがめくれちゃうから」とおっしゃいます。なるほど。
お部屋
部屋は左に曲がった右側だそうです。
Genius特典でデラックスルームに無料アップグレードされるはずなのに、案内されたのは普通のダブルルームです。でも、とても文句なんか言える雰囲気じゃありませんd( ̄  ̄)
そもそもアーリーチェックインの話が通っていない時点で ”無料アップグレードもないだろうな” と思ってたので ”やっぱり” です。
部屋は裏庭ビュー。
洗濯物がよく見えます。
小さいけどテレビもあります。
さらに湯沸かしポットやコーヒー、紅茶も用意されています。紫の瓶の中はオーナー曰く「美味しい井戸水」だそうです。
ベッドの横には鏡付きのクローゼット。
バスタオルやハンガーも置いてあります。
鍵は玄関と部屋の鍵、2つ渡されます。
共用バスルームは隣のドアです。
トイレとシャワー、洗面台が1つの場所にあります。シャワーを使ったら必ずメインスイッチを切っておくように言われました。かなり念押しされたので、怖くてぴーよしと二人で確認しあって忘れないようにしたくらいです。
シャワーは使いやすいハンドシャワーです。ボディソープやシャンプー、コンディショナーも完備。
4部屋で一つのバスルームを使うのですが、それほど混み合うことはありませんでした。
ぴーぱーはできるだけ自室以外の備品を使わないようにしてるのに、誰かがこのタオルを使ってしまいました!ダメだよ〜!オーナーに怒られるって〜、、、、
せっかくゆっくりしようと思ってたのに、常に神経をとがらせてる感じで落ち着きません。
そういえばランドリーがあるってagodaには書いてあったけど、、、、
とキョロキョロしていると、こんなリビングがありました。共用ルームでしょうか?
奥にはステキなダイニングもあります。
ダイニングの横はフルキッチンです。
「キッチンが使えた」みたいなクチコミを読んだので、ちょうどやってきたオーナーに「キッチンを使ってもいいですか?」と聞いたら「電子レンジは使っていいけど調理はダメ」と言われました。
電子レンジのみOKです。
食事をする時はこのダイニングテーブルを使っていいそうです。と言うより、部屋で食べてはいけないと言われました。イギリスでは部屋に匂いがつくから部屋での食事はNGというホテルがあると聞いてたけれど、ここがまさにそれです。
Countryside Retreatには仕事で長期滞在してる人もいます。その人達は冷蔵庫から食べ物を出して、電子レンジで温めて食べてます。ダイニングで食事をしてたら気さくに話しかけてきたので、一緒に食事をしました。彼らの優しさのおかげでピリピリしてたムードがかなり緩和されて助かりました。
最後にランドリーです。
agodaの設備には ”ランドリー” と書いてあったので、当然洗濯機が使えると思ってました。でもオーナーに聞くと「NO」の返事です。それを聞いたぱーは「えっ!?」と、かなり驚いた顔をしてしまったようです。後からオーナーが部屋に来て「少しだったら洗ってあげるわよ」と言ってくれました。基本的には親切な人なんだと思います。
泊まった感想
部屋や共用バスルームはキレイなので、多くを期待しなければ問題なく滞在できると思います。料金も周辺エリアでは最安で、4月の宿泊で一部屋72ユーロでした。料金は季節によって変動します。
ちなみに現在はアーリーチェックインや部屋の無料アップグレード等のGenius特典は無くなってます。対応するのが面倒でオーナーが辞めたのか?または苦情が相次いで取り消したのかわかりませんが?懸命な判断だと思います。ちなみにそれでもagodaよりBookinb.comの方が少し高いです。
宿泊施設とは関係ないけれど、一点驚いたことがありました。最近ホテルを予約する時は、日本円で決済するようにしています。現地通過で予約すると支払う時にカード会社の事務手数料が上乗せされて、予約サイトで表示されてた金額より高い料金を請求されるからです。
今回もBooking.comで円建てで支払いをしようとしました。すると「Booking.comのお得な手数料で支払いができます」という表示が出て、最初に表示されてた金額に200円くらい上乗せした料金が提示されるのです。
えっ!?さっきの金額はなんだったの!? ちなみにagodaではこのようなことはありません。
悩んだ末に、現地通過で予約しました。だって支払いの段階で手数料を上乗せしてくるなんて詐欺みたいだと思ったからです。
その後しばらくしてカード会社からの請求額を確認したら、Booking.comが提示した金額よりさらに高い料金で請求されてました!カード会社の事務手数料はやっぱり高いんですねd( ̄  ̄)
そんなこともあり、最近はBooking.comでは怖くて予約できません。支払いの段階で金額を上げてくるのも納得できないし、何よりせっかくGeniusのステータスを手に入れて特典を利用しようとしても宿泊施設に話が通ってないのなら意味ないです。
このGenius特典には ”朝食無料” というのもよく見かけます。先日予約を検討したホテルでもやはりこの特典が付いていて、agodaで朝食付きにするよりもお得な料金で泊まれるところがありました。
でも、、、、本当に朝食無料で食べられるのかな?
と考えたら怖くなり『こんなストレスを抱えるくらいならこのホテルに泊まるのはやめよう』と予約を見送りました。色々あったけど、今回は良い勉強になったと思います。
妻のぱー:宿選び担当
温泉宿からビジネスホテルまで様々な宿を紹介しています。予算の都合で高級宿レポは少なめですが(笑)、宿選びの参考になったら嬉しいです。
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