John O’Groats Caravan and Camping Site(ブリテン島最北端)
2025年4月訪問
ブリテン島最北端唯一のキャンプ場!と勝手に思い込んで予約したのがJohn O’Groats Caravan and Camping Siteです。実際に行ってみると、他にもいくつかキャンプ場がありました。
この日の旅記事はこちら↓
というわけで到着。
まずは入り口ゲート横のレセプションでチェックイン手続きです。
”電源無しサイトは予約不要” と公式HPに書いてあったけど念の為予約したら、OKの返事をくれました。名前を告げて現金で支払いを済ませます。
場内の説明をされ「好きな所を選んでいいわよ」と言われました。「風の強くない所はどの辺ですか?」と聞くと、女性は苦笑して「どこも全部強いわね」だそうです。
敷地は広いです。せっかく最北端に来たんだから海沿いのピッチを選びたいところだけど、海沿いは風が強そう、、、。
この辺りは電源付きピッチ。電気を付けると+8.5ポンドです。
さすが最北端、今までのキャンプ場より大型の車が多い気がします。イギリス以外の国からも来てるのかもしれません。
強風の中テント張ってる強者もいます。ここはMotorbike, Bicycle, Hiker and tent pitchだと思います。これらは車より料金が安いです。
悩んだ末に、少し奥まった芝生エリアに車を駐めました。サニタリー棟にも近いところです。
ぴーぱーが予約したのはMotorhome/ caravan pitch (under 8m)で、20.50ポンド。イギリスでは珍しくPrices are based on 1 personです。12歳以上は1人3.50ポンド追加料金がかかるので、合計で24ポンドになりました。Wifi完備です。
サニタリー棟をチェックしてみましょう。左右の出入り口が男女別のトイレ&シャワーです。
まずは女子トイレから。
大型トイレで数も多いです。
これだけトイレがあると安心。
キレイです。
トイレの向かい側がシャワー。ヘアドライヤー完備です。
ここのシャワーは取り外しできるタイプで使いやすいです。シャワーカーテンはありません。
残念なのは洗面台。プッシュ式水栓なので顔洗ったり歯磨いたりするのがやりにくい、、、。イギリスはプッシュ式が多いです。
続いて男子トイレ。
基本的には女子と一緒です。
小便器スペースの分だけ個室が少ないくらいの違い。
ここは男子はヘアドライヤーはないみたいです。
取り外しできるシャワーヘッドは使いやすい。
洗面台は女子と一緒です。
トイレの入り口にこんな貼り紙がありました。連泊したら、この時間帯はトイレが使えないかも?
建物正面のドアの中はキッチン。
窓に沿ってカウンターがあり、ここで調理や食事もできます。
共用冷凍庫も完備。
クーラーボックス用の保冷剤を凍らせることができます。
食器洗い場の水栓はプッシュ式じゃないので助かります。
シンクとカウンターは両側にあり、こちらのカウンターには湯沸かしポット、トースター、電子レンジが置いてあります。
大きさは様々ですが、イギリスのキャンプ場はキッチンがあるところが多いです。最初のうちは遠慮してたけど、回を重ねるごとにキャンプ場泊にも慣れてきました。設備は有効活用すべし!です。
ぴーぱーのキッチン活用法を紹介すると、湯沸かしポットがある所では必ず使う。またある程度大きいキッチンの時は、日本から運んできたタイガー君を持ち込んでご飯を炊いたり、マカロニやじゃがいもを多めに茹でておくようにしてます。多めに茹でてタッパーに入れ、冷蔵庫で保存しておくと、次のキャンプ場の夕飯の時に便利です。タイガー君の紹介は、下記の記事をどうぞ↓
なぜそこまでするのか?というと、イギリスではカセットボンベを売ってる店が少ないから。日本ならどこのスーパーでも売ってるけれど、イギリスのスーパーはまず売ってません。イギリスだけじゃなくてヨーロッパの国は大抵そうみたいです。
車の通関をしてもらった会社の人に聞いたら「アウトドア用品を売ってるお店ならありますよ」とのことだったけど、ぴーぱーが見た店はどこも置いてませんでした。ぴーよしが「もしかしてガソスタに売ってるのでは?」というので給油の際に併設のショップを覗いてみたら、ありました!日本よりちょっと高いけど、とりあえず売ってることがわかったので安心。。。
ところが!ロンドンを離れて郊外に来たら、ガソスタでも見かけなくなりました。スコットランドに来てからは全く売ってません!!マズいよね!?
というわけで節ガスです。できるだけカセットコンロを使わないようにするには、キャンプ場のキッチンを有効活用するしかありません。天気が悪くてソーラーの充電量も少ないから尚更です。
このキャンプ場のキッチンは設備が充実してるので助かりました♪ 眺めも良くて最高です🎵
キッチンの奥にはランドリー設備もあります。
アイロン台も完備。
コイン式みたいだけど料金は不明です。
サニタリー棟の裏にキャンピングカー用の汚水処理機。
ゴミ集積所。
泊まった感想
”最北端にあるキャンプ場” なだけに、青森県の大間崎のキャンプ場を思い出しました(^人^)
他にもキャンプ場があることを知った時は『シマッタ、、、』と思ったけれど、結果的にはここに泊まって良かったです。設備も充実してるしWifiも良好。値段も許容範囲です。
何より良かったのは、少しだけど周辺の観光もできたこと。キャンプ場のすぐ横にはトレイルの起点があります。だからハイカー用の料金設定があるのかもしれません
それから最北端のパブ。
パブはビジターセンターも兼ねてます。
これらをちょっと見学したくても無料駐車場はありません。キャンプ場に泊まったおかげで歩いて周ることができました。
イギリスは本当に駐車場に厳しい国ですd( ̄  ̄)
妻のぱー:宿選び担当
温泉宿からビジネスホテルまで様々な宿を紹介しています。予算の都合で高級宿レポは少なめですが(笑)、宿選びの参考になったら嬉しいです。
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