マレーシア レンタカー旅〜33帰国します

今日の夜便で、ここブルネイから日本へ帰ります。
ホテルを午後1時にチェックアウトした後は、
夕方まで激暑の市内で時間をつぶさなければなりません。LCC乗りの宿命です。
決死の覚悟でホテルを後にしました。夕方まで観光です。

■ロイヤル・レガリア

王室宝物歴史館です。王様が集めた宝物の数々を見られるそうです。

ところが入口の料金表見たら、ブルネイ人は無料ですが、外国人は一人5ブルネイドルとのこと。ブルネイドルの残金が足りないので入れません。残念、、、。
まあもともと国民の税金で買った宝物ですから、自国民にはタダで見せても、外国人からは金取ると言うことでしょうか。ごもっともデス。

ちなみに“CASH ONLY” と書いてあります。

■ブルネイ・ヒストリー・センター

ロイヤル・レガリアの隣にあります。ブルネイの歴史を学べるそうです。
無料。冷房あり。無料トイレあり。さっそく入りました。

展示的には、文字と写真パネル主体。英語併記。
ブルネイの貿易や諸外国との交流を中心とした歴史を学べます。

他に見学者はいないため、所々展示室の照明が消されているので、自分で壁スイッチで点けて回ります。

見終わったら消灯しましょう。

■スルタン・オマール・サイフディン・モスク

1958年に第28代スルターンオマール・アリ・サイフディーン3世の命により設立されたそうです(from Wiki)。無料。

金色のタマネギと白壁が青空に映えます。

ぱーは着させられました。

男性も人によっては着させられます。ぴーよしはTシャツ・半ズボンでしたがOK。でも他の白人男性は、NG出されて着させられていました。ヒザが隠れているかどうかが分かれ目かもしれません。

入口係が英語で説明してくれます。

説明の中で英語のジョーク言われて、他の人が笑っているのに、ぴーぱーだけが笑っていないと、英語わかっていないのがバレるので、いつでも作り笑い出来るように身構える。でもこの説明はジョーク無しだったので、助かりました。

広いモスクは、子供にとっては絶好の遊び場。

この後、怒られていました・笑。

涼しくて居心地良いので、しばらくじっと座っていたら、、、

これでWifi飛んでたら、何時までも居れるのに、、、

場内の警備(?)のオジサンが、水くれました。

信心深い外国人だと思われたのかも。

■カンポン・アイール(水上集落)

涼しかったモスクに後ろ髪引かれながら、出て向かいました。
ぴーよしは、タイ・マレーシア旅で最も気になっていたのは、じつは水上生活者の暮らしだったのです。
遠くから家々を眺めることは何度もありましたが、最終日にようやく間近で見ることができそうです。

首都バンダル・スリ・ブガワンの中心を流れるブルネイ川の対岸にあるので、ボートで川を渡ります。

ボートは、何隻も川を縦横無尽に走っています。時刻表無し。決まった乗り場・降り場無し。少し沖を走るボートに手を挙げれば、すぐやって来て乗せてくれます。タクシー感覚です。

料金は対岸まで一人1ドル。乗る前に一応確認しますが、どの船に聞いても同額。特にぼられる雰囲気はありませんでした。
ただしどの船でも、「いろんな所案内するけどどう?」と勧誘されますが、しつこくはありません。ノーサンキュウと笑顔で断ればすみます。
行きたいところを指させば、そこに行ってくれます。

ココに着けてもらいました。(Kampong Ayer Cultural & Tourism Gallery横の船着き場)

最初にKampong Ayer Cultural & Tourism Galleryに入りました。無料。ただし入口でノートに氏名を記入させられます。

展示内容は、カンポンアイールの歴史や暮らし文化。

併設のタワーからの眺め。
午後4時頃なので、景色が疲れてしまっています。やはり午前中に来たいところ。

集落内は木道で歩けます。

家は木の丸太の杭の上に建っています。

ノルウェーの海岸には、ロルブーと言うやはり水上生活の家があり、かつて行ったことあるのですが、それと似ています。

それにしても閑散としています。人っ子一人いません。静まりかえっています。
もっと活気のある場所を期待していたのですが。
午前中に来れば、他の観光客もいて、もう少し活気があるのでしょうか?

たまに人を見かける程度。

静まりかえった集落をボートが、ここは競艇場か?と思うばかりの爆音とスピードで走り抜けて行きます。

客乗せて、集落の内部までタクシーしているのです。

こちらのブロックは、新しい住宅街。コンクリの杭の上に、新しい現代的な家が建っています。

自家用ボート持ってるんですね。

人々の暮らしの様子が見たかったのですが、結局、人の洗濯物見に来たようなカンジでした。

少々期待外れでしたが、ようやく夕日が沈む時刻になりました。

さようならブルネイ。

■空港浄水器

最近の空港には、浄水器があるんですね。
LCCは機内では水も有料なので、みなさんココでマイボトルに水入れてました。
でもコレ、水道水だよね?飲んでいいのか?

ブルネイ空港。
マニラ空港ターミナル3。ゲートに向かう通路でキョロキョロすれば見つかります。

ぴーぱーにとってのマレーシア旅は、決して楽な旅ではありませんでした。
文化的にも、食的にも、健康的にも、精神的にも。どうも肌に合わないんですよねぇ。
特にマレーシアの地方の街では、スーパーで売ってる食材のバリエーションが乏しくて、毎食のメニューに苦労しました。

なので成田空港で、久しぶりのまともな食事。帰ってきた感が急にわいてきた。

餃子、シュウマイ、麻婆にビール。求めていたのはコレなんだよねコレ!
二人でカンパイ。一ヶ月間お疲れ様でした!

今は4月末。日本はすっかり良い季節になりました。
出発したときは、まだ寒く、花粉は最盛期だったのに、今は暖かく、花粉も既に終了。
ぴーよしの中では日本は、寒いまま止まっていたので、
なんだかタイムスリップしたみたいです。