HOTEL&SPA センチュリーマリーナ函館
2023年12月訪問
JTBきまま北海道4泊5日の旅、3泊目は湯の川温泉を離れて函館駅近くのホテルに移動します。最近の函館駅周辺は新しいホテルが増え、その多くが大浴場付きなんです。
2022年に宿泊したホテルWBF函館や、ラビスタベイ函館も温泉大浴場付きだし、老舗の函館国際ホテルも新たに温泉大浴場をオープンさせました。
今回は2019年開業のセンチュリーマリーナ函館を予約しました。
函館駅からは徒歩5分の距離です。
というわけで、到着しました。
敷地内にある屋外駐車場は113台分。
料金は1泊1,000円(税込)で、10:00〜翌14:00まで駐められます。途中の入出庫も可能です。(公式サイトより)
玄関前には身障者用の駐車スペースもあります。
立派な屋根付き車寄せがあるので、雨や雪の日も安心です。
では入ってみましょう。
出入り口付近にはカートが置いてあります。
ロビーは広くないけれど、吹き抜けになっているので圧迫感はありません。
反対側から見るとこんな感じ。
ロビーの隅にウェルカムドリンクのサービス。
オレンジジュース、ウーロン茶、デトックスウォーター、ホットコーヒーが並んでます。昨日のヒューイットリゾートもそうでしたが、函館のホテルは冬でも冷たいドリンクが人気なんですね。ウェルカムドリンクのサービスは17:30頃終了です。
19:00〜23:30はバーの営業があるようです。バーのメニューや詳細は、公式サイトをどうぞ。
ロビー奥の階段で2Fに上がると、
売店があります。
アロマバーとピローバーもあり、好みの枕とアロマが借りられるそうです。詳細は公式サイトで確認してください。
2Fからロビーを見下ろすとこんな感じです。
改めて、チェックイン手続き。
15:00チェックイン開始のところ、14:40頃着いちゃいました。ロビーでは何組か待っている様子だったけれど、フロントで聞いてみたら部屋の用意ができているとのことでチェックインできました。
カードキーは2枚渡されます。1、2Fのエレベーターはカードキーをかざさないと動かないので注意してください。女性用が赤で、男性用が青です。女性大浴場の入り口は赤のカードキーをかざさないと開きません。
エレベーターは3基あります。低層、中層、高層階と判別して呼ぶようですが、3基ある割にはいつも待ち時間が長かったです。
お部屋
2人で一番安く泊まれる部屋はダブルルーム。予約する時、ダブルは最後の一部屋でした。じゃらんだと、同じ部屋タイプでも3〜10Fのスタンダードフロアと11〜12Fのプレミアフロアでは1人2,000円くらいの差があります。今回利用したJTBにはそういう違いはなかったので、予約時に高層階をリクエストしておきました。
するとフロントの男性は「高層階をご希望でしたので、プレミアフロアの部屋をご用意しました」と言ってくれました!!ありがとうございます・:*+.\(( °ω° ))/.:+
というわけで、11Fにやってきました。
20.5㎡のダブルルームです。
広くはないけれど、モダンで暖かみのある部屋です。
ベッド幅は150cmとやや広め。枕は2種類置いてあります。
ベッドは1つだけど、両サイドにちょっとした物置きスペースとコンセントがあるのが便利です。右上のシルバー部分はライトです。これも両側にあります。
公式サイトを見ると、スタンダードフロアとプレミアフロアの違いはこのイス。
3〜10Fのスタンダードフロアは窓を背にしてソファが置いてありますが、11〜12Fのプレミアフロアは景色を楽しめるように窓に向いてイスが設置されています。
窓からの眺望はこんな感じ。夜は夜景も楽しめます。
部屋に入ってすぐの洗面台とは別に、窓の横にも化粧スペースがあります。
化粧スペース横の引き出しの中に金庫。
テレビの横に湯沸かしポットとコーヒーメーカー。
各種ティーバッグも揃ってます。
上の棚にカップやグラス。
下の開き戸内には冷蔵庫があります。
冷蔵庫は簡易タイプです。
入り口の方に戻って、
部屋に入ってすぐのところに洗面台。ベッドとの距離が近過ぎて、夜寝ていてちょっと動くと洗面台前の人感センサーが反応して電気が点いちゃうのが困りました。
タオルは洗面台下の棚の中に入ってます。
ドライヤーとアメニティは引き出しの中。
アメニティはこんな感じ。
洗面台前のスライドドアを動かすと、クローゼットが出てきます。
クローゼット内には室内着と館内着、アイロン、消臭スプレー。
お風呂用のバッグとスリッパ2種類入ってます。
洗面台の向かいはシャワーブースとトイレ。スタンダードフロアとプレミアフロアの部屋は、ユニバーサルルーム以外シャワーブースのみです。
シャワーブースはシンプル。
シャワーは節水タイプのようで、水圧はあるけど水量が少ない感じです。
トイレはとってもキレイ。
セパレートタイプが館内着、一枚仕立てが室内着です。館内全て館内着で移動OKです。
11Fのフロアマップです。1124号室がぴーぱーのプレミアダブルで、反対側の部屋は函館山側になります。デラックスツインは全て函館山側だそうです。
やや狭いけど、居心地の良い部屋です。プレミアフロアにしてもらえたのは本当にラッキーでした。おかげで眺望も楽しめました♪
大浴場
それでは大浴場に行ってみましょう。大浴場へ行く時は部屋のタオルを持っていくのをお忘れなく。
まず各階のエレベーター近くに自販機コーナー。同じスペースに製氷機と電子レンジもあります。
自販機の横にはズボンプレッサーも。
自販機の品揃えと値段はこんな感じです。
大浴場は14Fで、天空露天風呂は15F。14Fと15Fは浴室内で繋がっているので、まずは14Fへ向かいます。
14Fに到着すると、湯上り処 ステララウンジがあります。
ドリンクカウンターの営業は19:00〜22:30。メニューは公式サイトで確認できます。
デトックスウォーターは自由に頂くことができます。
ステララウンジは眺めも良いです。
目の前に函館山を望めるスペースもあります。
湯上り後のクールダウンに良い場所です。
さてお風呂です。男女のお風呂は多少違うようです。暖簾は男湯ですが、代表して女湯の様子を紹介します。
それほど広くない脱衣所には無料の鍵付きロッカーと、その上下に棚のようなものがあって使い勝手は悪くありません。洗面台はまあまあ数があって、オシャレな雰囲気。化粧品はオールインワンゲルのみです。
浴室は暗く、まず手前に洗い場コーナーがあります。各洗い場にはシャンプー、コンディショナー、ボディソープに加えてクレンジングと洗顔料も置いてあります。
洗い場コーナーの奥が浴槽です。窓に沿ってぬるめの浴槽が1つ、端の方に正方形の熱め浴槽があります。ミストサウナもありました。お湯は函館国際ホテルと同じ、塩っぱい赤湯です。熱めの浴槽のお湯の方が色が濃いのは、加水率が少ないせいかもしれません。女湯は2面が窓で明るい浴室です。
浴室に入ると内湯とは反対方向に階段があり、それを上ると15Fの天空露天風呂に行けます。女湯は露天に出る前にバスタオルが置いてあるので、それを使うことも可能です。
露天の浴槽は横に長く、結構大きいです。柵が付いてるものの開放感があり、函館山を臨む景色は素晴らしいです。お湯が透明なので15Fは温泉じゃないのかと思ったんですが、ちょっと舐めてみたら塩っぱいので、やっぱり温泉なのかもしれません。
14Fと15Fを行ったり来たりしてるうちに、洗い場コーナーの向かいあたりにドアがあることに気付きました。恐る恐る開けてみると、小さい露天風呂があってびっくり。小さいのでいつも誰も入っていませんでしたが、熱めのお湯でなかなか良いです♪ その後は、ここばかり入ってました。
全体的な感想としては、お湯はすぐ近くの函館国際ホテルやラビスタベイ函館とほぼ一緒。源泉は違うのでしょうが、お湯の違いはわかりません。センチュリーマリーナ函館の特徴は、やはり15Fの天空露天風呂でしょう。露天好きにはセンチュリーマリーナ函館をオススメします。
お風呂の詳しい案内は、公式サイトをどうぞ。
朝食
朝になりました。昨日は曇りでしたが、今日は青空が出ています。
部屋からの眺望は悪くないのですが、東急ステイと向き合ってるのがちょっと気になりますね。
朝食は6:30〜11:00まで2Fのレストランでブッフェです。
チェックイン時に希望時間を聞かれてその時間帯の朝食券をもらいますが、あくまでも目安なので違う時間に行っても問題ないそうです。
とはいえ、朝食券に記載された8:00頃にレストランに行きました。入り口で券を渡すと席に案内してくれます。
中に入ると店の中央に料理コーナーがあり、席は四方に散らばっています。案内される席によって景色も雰囲気も違うようです。
ぴーぱーが案内されたのは函館山側のエリア。
写真のように多くの席が2人掛けで、テーブルはあまり大きくありません。たまたま4人掛けの席に案内してもらいましたが、大半の人が2人掛けの席で食べてました。
ところでチェックイン時に、部屋鍵と一緒に<センチュリーマリーナ函館 旅の栞>というものを頂きました。いわゆる館内案内なんですが、シックなロビーで ”旅の栞” なんてモノを渡されたのでちょっと驚いたんです。
大抵の人は部屋でじっくり見ないんじゃないかと思います。実はぴーぱーもそうだったんですが、その中に朝食会場の案内図があるんです。全部攻略したい人は、事前にこれを見て予習してから行くといいんじゃないでしょうか。
予習しなかったぴーぱーは、ぶっつけ本番でスタートです!
センチュリーマリーナ函館では時期ごとに ”世界の料理フェア” を開催していて、今はトルコ料理。
4品が日替わりで出てくるそうです。他にも美味しそうな料理が並んでます。
こちらは中華コーナー。
ラーメンは塩と醤油。
塩焼きそば、麻婆豆腐、白湯スープ、
蒸し物はチマキです。
こちらはご飯のお供コーナー。
煮物や納豆、温泉卵、漬物なんかが置いてあります。
ここはスープカレーと蒸し野菜。
ミネストローネ、ブラックカレー、カレー用の玄米。
スープカレーと、蒸し野菜を豆乳フォンデュして食べられます。豆乳フォンデュってどんなんでしょう!?
反対側は野菜料理。
ごぼうの赤ワイン煮、アスパラコーン、さつま芋の甘煮。
バターしいたけ、小松菜レモン、長芋ガーリックソテー、プチトマトバルサミコ煮、ロマネスコとまさに野菜づくし!
こちらはサラダバー。
サラダバーも凝ってます。
この辺は何があるのかな?
パン。
チーズやナッツ類。
玄米入りパンケーキ。
各種卵料理とソーセージ、ベーコン。
オムレツをオーダーできる所は一番奥にあって、最初は存在に気付きませんでした。
ここは和食コーナーです。
焼きおにぎりを使って出汁茶漬けが作れます。
だし巻き卵や親子丼の具、エゾシカ肉の焼肉っていうのもあります。
お刺身各種。
ご飯はお弁当箱みたいな入れ物に入ってます。結局お腹いっぱいで食べられなかったけど、周りの人の話を聞いてたら”ホカホカというわけでもない”そうです。
お粥コーナーもあります。
こちらは飲み物コーナーです。
一般的なソフトドリンクの他にスムージーやラッシー、アサイードリンクなんてものものあります。
デトックスウォーターにほうじ玄米茶。
そして出ました!スパークリングワイン!! これがあることだけは予習してました(^人^)
まずはスパークリングワインで乾杯♪ 少しずつ色々取ってきて2人でつまみます。
同じモノを上から撮った図です。4人掛けに案内してもらって本当に良かったです。
窓からは函館山が見えます。
後でオムレツをオーダーできることに気付いて作ってもらいました。焼き野菜添えです。
出汁茶漬けも美味しかったです。
そろそろデザートにしましょうか。
ヨーグルトや、
フルーツは一般的ですね。
その横にはこんなコーナーもあるんです。
どれも美味しそうー🎶
コーヒーはテイクアウトもできます。
スイーツはほぼ全部盛り。
時間制限は特にないので、結局2時間くらい食べてました。食べ終わったお皿も適当に下げてくれます。ただ2人席は狭いので、あんまりゆっくり食べられないかも。隣席との距離もまあまあ近いです。
10:00頃にお店を出る時、まだこれから入店してくる人もいました。最終入場は10:30です。
席は色々あり、こんなタイプのところもありました。外が見えない席もあったと思います。どの席になるかは運次第です。
メニューは大満足・:*+.\(( °ω° ))/.:+ お酒好きも和食派も洋食派も、みんな満足できると思います。
1泊で全ての料理を食べるのは絶対無理だし、連泊しても飽きないんじゃないでしょうか。ゆっくり朝食を堪能するなら2時間はあった方がいいですよ。観光してる場合じゃありません(^人^)
泊まった感想
朝食に関しては、函館国際ホテル、ラビスタベイ函館と隣接する3軒の中ではセンチュリーマリーナ函館が一番だと思います。ただ、4人掛けに座れたことで満足度が上がったのもあるかもしれません。料理が美味しくても、狭い席で食べてると落ち着かないですからね。とはいえ、大半の人は2人席で食べてます。
それからプレミアフロアにしてもらえたのも良かったですね。スタンダードだったら、また違った印象になったかもしれません。
そう考えると”たまたまラッキー♪”が続いて満足の結果になったみたいですが、それだけじゃないと思います。センチュリーマリーナ函館良かったですよ、オススメです。
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温泉宿からビジネスホテルまで様々な宿を紹介しています。予算の都合で高級宿レポは少なめですが(笑)、宿選びの参考になったら嬉しいです。
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