本州最南端への旅〜3戦闘機のヒミツ

朝起きたら快晴!
ホテルの部屋から浜松城天守閣が見えました。

せっかくなので、行ってみました。

あれが天守閣!

二人にポーズ取らせたら、わざとらしい写真になってしまった・笑。

ここから先は急坂で車いすではムリなので、ぴーぱーだけもう少し奥へ進んだら、

若き日の家康像

浜松城は、家康が若い時分に作った城だそうです。

でもあまり若そうに見えない。どちらかと言えばジサマに見える。(失礼)

浜松城を満喫しました。

航空自衛隊浜松広報館 エアーパーク

浜松にある航空自衛隊の広報館です。
別にぴーぱーは、ミリオタではありません。
いつものごとく、他に行くところもなく、無料なので来た訳です・笑。
でもこう言う展示館をこれまでいろいろ訪れましたが、意外な事を学ぶ事があるのです。

長老も車いすで一緒。

今回は、何が展示されているのでしょうか?

ところが長老は戦中の人なので、少し見るなり、

「恐いわね〜、いやねえ」

と言っていました。
昔の戦争で恐かったことを思い出させてしまいました。ここに連れてきてしまったことを少々反省。

ところで今の世界や日本は、ロシアのウクライナ侵攻で一気に軍拡ムードになっていますが、
長老のこの言葉を聞いて、最近「軍拡もやむなし」と思っていた自分の考えを、
「やっぱりどうなんだろう」と考えてしまいました。

それでも一通り見学しました。

ところでぴーよしの興味をそそったのは、

戦闘機の整備性

見てください!この理路整然と取り付けられた各種機器。車とはオオチガイ!

四十年以上前の日本の戦闘機ですらこの素晴らしさ。

内部は整然とユニット化されていて、修理交換がしやすいように作られています。
それに比べて車のエンジンルームはグチャグチャです。こんがらがってます。ケーブルや配管が好き勝手にのたうち回っています。レベル低いです。なので小さな部品ひとつ交換するだけなのに、手前にあるアレやコレ、アッチとコッチ、あれもこれも全部外してようやくその部品に手が届く、、、と言うのが実態です。
車も、もっと見習って欲しい。(まあ車はスペースが足りないせいもあると思いますが)

こちらはジェットエンジン。
ここの修理は、さすがにもっと複雑でしょうが、少なくともサビ固着とは無縁のようです・笑。

展示品とは言えピカピカです。もっとも飛行機のエンジンがサビてたら、コワくて飛べませんね。

このくらいのジェットエンジンなら、車にも積めるかも。
もしサファリに積んだら、おそらく垂直にぶっ飛んでいくんだろうな。

それからこれは説明員の方に教えていただいたのですが、
この飛行機(T-4練習機)の、、、

射出装置(撃墜された時に座席ごと脱出する装置)のこの部分ですが、

ここが脱出時にアクリル風防を突き破るそうなのですが、このツノみたいな部分は左側よりも右側が数ミリ高くなっているそうです。
風防は、2〜3mmの薄さだそうですが、同じ高さにそろえると、
左右同時に風防に当たって、効率よく突き破れないそうです。
うまく突き破れなくて風防に身体が刺さったままになったら大変ですからね。
こう言う製作上のニッチなハナシ、工夫、ノウハウ。ぴーよしは大好きです。
説明員の方、ありがとうございました。(もしかして、元パイロットですか?)

数ミリの差なので、触って曲がって高さが変わると脱出できなくなるので、「つかむな」「さわるな」の表示が。

後部座席もそうなっています。

写真ではわかりにくいですが、見るとわかります。

それからこんなのもありました。

政府専用機の貴賓室。我が家の長老の部屋みたい。

今回もためになりました。

西進します!

でも産直があると、ついつい寄ってしまう貧乏人のサガ。

ゲット!

東海シティホテル

夕方着きました。今日の宿泊先。
このホテルの詳細は、パーのブログへ。近日公開予定。

今日の移動距離。101km。