包丁入れにカギ付ける

先日の投稿で、さやを付けた包丁を、車内のカギが掛かる“ある場所” に保管していることを紹介しましたが、
その “ある場所” とは、じつはカメラ入れなのです。
でも、カメラと包丁が一緒に入っていると、カメラを傷つけたり、ぬらしてしまう事もありよろしくないのです。

そこで箸やフォークを入れているカトラリー入れにカギを付けて、そこに包丁を入れることにしました。
やはり調理器具は、まとめて同じ場所に入っていた方が使いやすいですから。

カトラリー入れ。

どんなカギをつけようか?

今、カメラ入れに付いているカギは、キーを差し込んで一回転させる普通のタイプ。

開け閉めするたびに小さいキーを隠し場所から取り出して、刺して→回す。終わったらまた刺して→回して→隠す。
面倒です。

車泊では、こう言う細かい手間がとても煩わしく感じるものです。(←ぴーだけかも)
そこでこれまで作ってきた車内の引き出しなどは、可能な限りワンタッチで開閉と固定ができるようにしてきました。(固定は、走行時の振動や急ブレーキで不用意に開かないようにするために必須です)

例えば衣類引き出し。
開けるときはこうやって引くだけで開いて、、、

閉めるときは、押して閉めればパチンとツメが掛かって開かなくなる。

昇降荷台の固定ピンは、ヒモを引くだけで2本のピンが抜ける。

手を離せば、バネの力で自動でピンが刺さって固定されます。

シートの間のミニテーブルは、

このツメが刺さって固定されていて、、、

棚の扉などによく使われているヤツです。

本体を引っ張るだけでツメが抜けて、、、

半分開いて、、、

さらに開くと、、、

こうなります。

戻すときは逆。片手でパタンパタンと開閉できます。昼の弁当はここで食べます。

棚のフタはマグネット固定。
(急ブレーキ踏んだときに閉じる方向のフタは、固定しなくてもマグネットで充分です)

何が言いたいかというと、開閉するたびに留め金を外したり、ネジゆるめたり、両手が必要だったり、、、そう言うのはNGだと言うことです。小さな手間が積み重なると、車泊では結構ストレスになります。
なのでカトラリー入れのカギも、極力カンタンに開閉できるようにしたいと思います。

さてどうしよう。既製のカギに良い物ないかなあ、、、それとも作るか、、、一週間考える。

そういえば小学生の時、
カギ付きのペンケースが流行ったなあ、、、

ぴーは昭和38年生まれです。
小学生のある時期、カギ付きのペンケースが大流行しました。ご同輩、覚えていませんか?

カギの仕組みはカンタンで、マグネットが付いたキーで、ケース本体のある場所をこすると、カギが開閉するのです。モノによって、こすったり、ひねったり、磁石の極性で吸い付けたり反発させて開け閉めする、、、いろいろな種類がありました。
解ってしまえば簡単な仕組みですが(磁石の力で、内部の鉄のフックが動いてカギが開閉するのです)、
小学生にはどうしてカギが開閉するのかとても不思議だったのを思い出します。新学期に新しいケースを買ってもらうと自慢し合ったものです。

そんなカンジのカギなら使いやすいかも、、、と言うことで考えた仕組みはこうです。

フタ側の磁石に引き寄せられ鉄ピンが、フタに刺さっているのでフタは開きません。
キー磁石を近づけると、ピンがそれに引かれて抜けるので解錠される。
なのでキー磁石は、フタ側磁石よりも強力である必要があります。

この仕組みなら、キー磁石で本体に触れるだけで解錠できます。
施錠は、フタ閉めてキーを離すだけで、再びピンがフタ側磁石に引き寄せられて刺さってロックされます。
超カンタンなハズ。

さて上手く行くでしょうか、、、

つづく。