予防接種受けました。

(※最初にお断りしておくと、この記事は新型コロナウイルスの予防接種のことではありません)

外国には恐ろしい病気がゴマンとあります。
ざっと調べただけでも、黄熱病、A型肝炎、B型肝炎、破傷風、狂犬病、日本脳炎、麻疹(はしか)、ポリオ、コレラ、赤痢、腸チフス、髄膜炎、マラリア、デング熱、アフリカ睡眠病、エボラ出血熱、、、キリがありません。

そこで過日、新宿の東京医科大学病院・渡航者医療センターに行き、予防接種を受けました。

でもこの種の予防接種は保険がききません。全額自己負担なので注射一本数千円から一万円以上します。しかも一回ではダメで、2回、3回接種しなければ効果が弱いものもあるようです。
全部接種したい気持ちは山々ですが、それをやったらお一人様十数万円コース。
ぴーぱー二人で三〜四十万円になります。それはムリです。

そこで医科大の先生に相談したところ、優先順位の高いものを選んでくれました。

で、選んで下さったのは、
①黄熱病 →一度打てば一生有効。ぴーぱーは十年以上前に接種済みなのでパス。
②A型肝炎 →出発までに1回接種。6〜12ヶ月後にもう一回打てば10年有効。
③B型肝炎 →2回。6〜12ヶ月後にもう一回打てば10年有効。旅中エッチなことはしないので不要かと思ったら、輸血で感染するので必要とのこと。
④破傷風 →2回。6〜12ヶ月後にもう一回打てば10年有効。
⑤狂犬病 →3回。接種無しで罹患すると死亡率100%なので必須。
⑥腸チフス →1回。3年有効。
⑦マラリア →マラロン錠剤。罹患したかも?と感じたら飲む。これを “スタンバイ治療” と言うそうです。ぴーぱー各1回罹患分持参。

上記を、一回目、翌週、4週間後の3回に分けて打ちました。
ちなみに “6〜12ヶ月後にもう一回打てば10年有効” のものは、
「旅中に外国のトラベルクリニックで打って下さい。打てば10年有効。打たなければ効力は2〜3年」とのこと。どうしようかな〜。

それからこれがマラリヤ治療薬。
マラリヤ危険地帯に入って3、4日以降に発熱したら飲むようにと言われました。(それ以前の発熱は、潜伏期間的に見てタダの風邪)
これまでぴーが聞いてきたのは、危険地帯に入る少し前から、出た少し後まで、毎週(薬によっては毎日)飲み続けて予防するというやり方ですが、先生がおっしゃるには、
「そのやり方は副作用もあって、旅が楽しめなくなったり、運転が危険だったりするので、今回はスタンバイ治療にしましょう」とのこと。
この方が、薬の購入量がはるかに少ないので、安くて助かります。(一抹の不安は覚えますが、、、)


して気になる合計金額は、②〜⑦でお一人様8万円くらい。
当初の恐れていた金額からはだいぶ安くなりました。ホッ。でも高い!でもしょうが無いか、、、。

ちなみに注射はチクリとする程度でほとんど痛くありませんでした。
以前、何かの予防接種を受けたときは、針をぐさりと深々と刺され、ものすごく痛かった記憶があるのですが、そんなことはありませんでした。
確かに今回も、針は根元まで深々と刺されましたが、針が昔より細くなったのでしょうか?痛みは少ないです。

全ての接種を終えて頂戴した予防接種記録。
海外で6〜12ヶ月後にもう一回接種する場合、その病院に提出するように言われました。

風しん、麻しん(はしか)予防接種

それから風しん、麻しん(はしか)も、これまで予防接種または、自分や家族が罹患していれば免疫ができているが、していなければ受けること、と言われました。
ぱーは両方罹患した記憶があるのですが、ぴーは、麻しんは罹患しましたが、風しんは記憶が不鮮明。
そういえば昨年、市から無料クーポンが郵送されていたのを思い出し、自宅近所の病院で抗体検査を受けました。
検査結果はすでに出ているはずですが、不要不急の外出自粛で聞きに行けない状態です。
(後日加筆:検査結果を6月に聞きに行きました。“抗体有り” でした。

新型コロナの予防接種もはやく開発して欲しいですね。