車泊テーブル その名は??
車泊の旅は、屋外の食事が基本です。そのためにはテーブルが必要です。
毎日、朝夕最低2回は使う物なので気に入った物を選びたいところ。
ネットやアウトドアショップで探すと、いろいろなテーブルが見つかりますが、世はまさにグランピングばやり。豪華なキャンプ道具が目白押しです。
しかし、ぴーぱーの旅の相棒になってもらうには、軽いこと、分解・組み立てが簡単なこと、分解したらコンパクトになること、そして安いこと(コレが一番大切!)が条件です。そうなるとなかなかぴったりのものが無いんですよね。(と言うか、どれも全然あてはまらない)
そこで、
「やっぱり作ってみるか?」
と言うことになりました。
材料は9mm厚のラワンベニアをホームセンターで買いました。他に蝶番6つ、キャッチ金具2個。S金具2個。ニスとハケ。合計約三千円と言ったところ。
“安い”の条件には一応合格としましょう。
図面を引いて、ノコで切って、やすりで磨いて、組み立てて、ニスを塗ってできあがり。(書けば簡単ですが、実際には3日はかかったかな?けっこう大変でした)
早速ご覧頂きましょう。
分解した状態。表側。
天板は70×53cm。かわいいサイズです。車泊の食事で使う、カセットコンロ、皿、コップ等を並べてみたらこのサイズになりました。
裏側。
脚板、固定板がひとまとめになっています。“分解したらコンパクト”も合格!
それでは組み立ててみましょう。
まず真ん中のヒモのS金具を外します。(あ、ヒモは家にあった使っていない靴紐。だからタダ)
脚を開いて。
固定板をはめます。矢印の4カ所を位置合わせして、、、。
グイッと押し込めば組み立て完了。ここまで15秒くらいかな?
力もコツも道具も不要。
“分解・組み立てが簡単なこと”も合格。
キャッチ金具がキッチリはまっています。昔、家のタンスの扉に同じ金具が使われていたのを思い出します。
「レトロだな〜」ぱーの不満そうな声が横から聞こえてきましたが、無視、、、。
ひっくり返してこのとおり。
実際に使うときは、こんな感じになります。
ちなみに重さは3.5kg。合格!!
ぴーとしてはこの力作に大満足。カワイイし、早くも愛着を感じていたら、
ぱーが一言
「ダンボールみたい。名前は “あつがみ” に決定だな」
な、な、なんちゅうこと言うのでしょうか?
でも “あつがみ”よ、めげるな。
世界に出れば、きっとぱーも君の素晴らしさを認めてくれるハズ。それまでガンバるのだよ、、。
でも確かに少々きゃしゃな感じは否めません。軽さ第一で作ったからしょうがないんです。認めてもらえる前に壊れなければいいんですが、、、。
《おまけ 作り方Tips》
このように複雑な形をした物を切り出すときぴーよしは、
パソコンで図面を引いたら(アプリはAdobeイラストレータ)、それを実物大にプリントアウトして、板に貼り付けます。(会社の大判プリンタをこっそり使ってます。ナイショ!)
そして線に沿ってノコで切り出して、
ハイできあがり。なかなか便利なやり方です。ご参考までに。
ぴーぱー夫婦の だんなのぴー:車担当。
四駆、旅、登山、星、温泉、お遍路、DIY、野菜づくり、マグロ好きの50代。別名マグロよしのり。2020年3月退職。
-
前の記事
Rondo Motel (Golden):カナダ4日目 2019.05.23
-
次の記事
Banff Voyager Inn (Banff):カナダ5日目 2019.05.25