共同浴場(角間温泉)

2016年9月訪問

長野県の角間温泉には共同浴場が3つあり、旅館の宿泊者なら無料で入れます。

福島屋旅館に泊まっていたぴーぱーも、宿で鍵を借りて共同浴場巡りを楽しみました。

 

大湯

まずは宿の目の前にある大湯から。

最初、チェックイン日の夕方行ってみると地元の方が入浴中。福島屋旅館の女将さんに聞くと、地元の方は大抵家でお風呂に入らないそうです。

女将さん曰く「家でお風呂に入るなんて考えたこともないんじゃないかしら」とのこと。その日は雨でしたが、お婆さんが車で送ってきてもらってました。

外来入浴の時間は決まっているようです。 ←知らなかった!

昨日何時に入ったかな?

まずは女湯です。

一応暖簾がかかってます。

8時半過ぎてたので今日は誰もいません。

昨日一緒になった地元の方が教えてくれたんですが、源泉温度が高いので湧き水を入れて温度を下げてるそうです。

で、雨が降るとその湧き水が雨で濁るから、温泉のお湯も茶色く濁るんですって。昨日はその方が入っていたから濁っていたけど、今日は砂が分離して下に溜まってます。


「いつもは透明なキレイなお湯なのにね〜、、今日はお生憎様」と言いながら、その茶色いお湯で髪を洗ってましたΣ( ̄。 ̄ノ)ノ

やはりどんな時でもこのお湯に入るのだな、と感心しました。

ちなみにこちらは男湯です。

天井で男女がつながっているのはお約束。

天井のどちらからでも見える位置に、昔の分析書が掲示してありました。

ちなみにこちらは現在の分析書。

宿の源泉とはちょっと違うんですね。

そういえば昨日の方が「旅館のお湯は透明でしょう」と言ってましたが、源泉が違うからでしょうか?それとも、引湯方法が違うのかな?

 

滝の湯

続いて、少し先にある滝の湯に行ってみます。

大湯よりは小ぶりですが、こちらもなかなか渋い建物です。

源泉は大湯と一緒ですね。

こちらは地元密着型です。

まずは女湯から。

わっ!!滝がある!!さすが滝の湯です。

滝の湯のお湯は、やや熱めに感じました。

こちらは男湯。

男湯は入口から脱衣所までが開放的な造りです。

そしてこちらも滝!

男女共に浴室が明るくて気持ちいいです。

もちろん昔の分析書も残ってます。

 

新田の湯

最後に、一番大湯から遠い新田の湯に行ってみます。

写真ではちょっとわかりにくいと思いますが、この湯屋は普通の家のすぐ横に建ってます。

”家の人はお風呂の音うるさくないのかなー?” って心配になる位すぐ横です。

ここも女湯から紹介しましょう。

女湯は必ず暖簾で目隠しされてます。

暖簾をくぐると、すぐお風呂です。他の2つの共同浴場は、もう少し脱衣所との境界線がありましたけどね

お湯はやや温め。大湯から1番遠いからでしょうか?

脱衣所の横はすぐお風呂です。

この注意書きは、他の2ヶ所にも掲示してありました。

男湯です。

ドアを開けるとすぐに脱衣所。

そしてお風呂。

昔の分析書。

入浴した感想

3ヶ所とも「本当に地元の人に使われているお風呂」な感じで良かったです。それを無料で入らせていただけるなんて有難いですね。

たまたまですが、地元の方に茶色いお湯の理由も聞くことができて貴重な経験でした。

角間温泉さん、ありがとう!!