ドイツ10〜覆面パトカーに捕まる

気がつけばドイツには10日ほど滞在しました。

もともとホンの少し見る程度と思って入国したのです。また市街のトイレはたいてい有料で、決して旅しやすい国とも思いませんが長居してしまいました。

今日はオランダへ戻ります。

アウトバーンをオランダへ向け西へ、西へ。

と順調に走っていたら、前のBMWのセダンがウインカー出して減速してパーキングエリアに入るようです。ぴーよしも減速していなくなるのを待ったのですが、ノロノロしていなくなりません。

と、リヤウインドウの中に電光掲示板があってなにやら表示されました。

お友達になりたいのでしょうか?

でもドイツ語なので読めません。
いいかげんジャマなので、ゆっくり追い越そうとしたら、助手席のまどから青い回転灯持った手が出てきて屋根に置こうとしました。

ここでようやくぴーよしは状況を理解しました。

警察が不審車を見つけて止めようとしているのです。不審車とはぴーぱーの車です。
電光掲示の文字「folgen」は英語のFollow(付いてこい)の意味だと思います。

追い越さないでよかった。

そのままパーキングへ誘導されて路肩に止めました。
ドアが開いて、警察の制服着たはげ頭の警官が降りてやって来ました。

顔は笑顔ですが、目は笑っていないカンジ。

なのでぴーよしも満面の笑顔で対応しますが、顔面引きつりそう。

「見かけないナンバーだから止めたんだ。車検証、免許証、パスポート出して」
さらに「旅行?」「日本からはどうやって来たの?」「これからどこ行くの」と聞かれ、「問題無いか確認してくるから待ってて」と言って覆面パトへ戻っていきました。

数分後戻ってきて、

問題無いから行っていいよ。気を付けて。だと。

ここまで2ヶ月走ってきてこんなの初めてです。
これが警察の不審尋問なのですね。
でもですね。

ここだけのハナシ、パスポート渡す手が少し震えました。

今回はまともなドイツ警察でしたが、インチキ国ではワイロ要求されたりすることもあるでしょう。
こんなんでアフリカでやっていけるだろうか?
まずは初級レベルから。いい練習になりました。

ちなみにこう言う場合、写真を撮るのはNGです。
撮ると「なんで撮った」と尋問され話しがややこしくなります。
間違っても「ブログに載せたいから」なんて答えてはいけません・笑。

オランダはガソリンが高いので、国境手前で満タン給油。
無料空気入れマシン見つけたのでタイヤに空気入れました。

じつは空気を入れるのは二ヶ月ぶりです。最後に入れたのは、イギリスの最初の頃↓。

最近見た目にも抜けていました。
なぜ入れなかったかというと、ガソスタで無料空気入れを見かけなかったのと、自分の電動空気入れはコード引き回してつなぐのが面倒だし、そもそも曇り続きでサブバッテリーが空だから。
エンジン掛ければ発電しますが、

リッター300円のガソリンで、長時間アイドリングなんかできません。

やはり日本から足踏み式ポンプ持ってこようかな。

渋滞中。

渋滞するとやはり大型車は外側車線へ。

そして内側車線の乗用車は、なぜか車線の中央寄りを走る。なぜだろう?

2000m先、オランダ国境。

ドイツから出るのはノーチェックですが、ドイツに入るのは大渋滞。
やはり移民対策で検問しているのでしょうか?

Camping Erve Beernink

今日のキャンプ場。オランダです。
このキャンプ場の詳細は、ぱーのブログへ。近日公開予定。

デカい牛がすぐ横に来ます。すこし臭い・笑。

今日の夕食。ハンバーグ。

無精ひげがのびてきた。

今日の移動距離187km。