佐久一萬里温泉ホテル(猿久保源泉)

2024年6月訪問

小諸周辺で泊まるところを探していて見つけたのが、佐久一萬里温泉ホテルです。BBHグループのホテルなので、色々なサービスがあって楽しそうだなぁと思い予約しました。

というわけで、到着。

建物前の広い駐車場は、立ち寄り入浴も受け付けてるせいなのか結構混んでます。

地下駐車場もあるようです。

建物前も地下も満車の時は、共同駐車場もあります。

地下駐車場に入ってみると、

まあまあ広いです。

地下駐車場から直接ホテルに入れるので、雨や雪の日は便利かも。

では改めて正面玄関から入ってみましょう。

中に入ると立派なロビースペース。

右手がフロントです。

フロント前には売店コーナーがあります。

入り口には貸自転車もありました。

チェックイン手続きを終えたら、フロント横のアメニティコーナーから必要なものをピックアップ。

歯ブラシや髭剃り、子供用の浴衣等が置いてあります。 ”女性にはフロントで化粧品セットをお渡しできます” 的な表示があったので、フロントに行ってもらいました。

枕の貸し出しもあります。

羽織りが必要な方はここから持っていってください。

奥にも部屋があるので入ってみると、

ウェルカムドリンクが設置されていました。パソコンコーナーもあります。

BBHグループはアルコールのサービスがあるホテルもありますが、ここはホットドリンクのみです。

アメニティコーナーを右に曲がって進むと、ゲームコーナーがあります。

なんのゲームかよくわからないけど、親子で遊んでる人がいました。

ゲームコーナーの向かいには、ソフトドリンクとアルコールの自販機。

奥には無料で使える卓球台もあります。

ゲームコーナーの向かいはコインランドリー。洗濯機300円、乾燥機30分100円、洗剤はフロントで50円で販売しています。

同じスペースに電子レンジもあります。

ゲームコーナーの奥が大浴場入り口ですが、まずは部屋に行くために、左に曲がってエレベーターへ向かいます。

これが客室行きエレベーターです。宿泊客はエレベーター前の通路から大浴場へ行くことができます。

エレベーターの向かい側にはラーメン居酒屋があります。居酒屋の営業時間は公式サイトをどうぞ。

 

お部屋

お部屋は2Fでした。

浴衣は廊下の棚から自分サイズのもを取ってください。

今回じゃらんで予約したのは

プラン名:★オンライン決済限定★ポイント2倍★【スペシャルプラン(朝食付)】
部屋タイプ:和室A禁煙
平日泊:2人一部屋 1人 / 7,380円(入湯税別)*ステージ限定割引価格

予約時の空室がシングルルームと和室しかなかったので、高いとは思ったけどポイントを使って和室を予約しました。

そうしたら、すごく広い部屋でびっくり。

座布団やコップなど、全て4人分置いてあります。定員4人の部屋なのでしょう。

部屋からの眺望はこんな感じ。波板の下は露天風呂です。

座椅子がないのが残念。

どうせならこのイスを2つ置いといてくれると有難いですね。

大浴場に行く時は、タオルを持って行くのをお忘れなく。

クローゼットの中に枕と消臭スプレー。

お布団敷きはセルフサービスです。

冷蔵庫を使うときはスイッチを入れてください。

部屋にはカップとポットのみ。ティーバッグはウェルカムドリンクコーナーにあります。

敷布団はマットを敷いても薄く、掛け布団はかなり厚くて重いのが難点。カバーはパリッとしてて気持ちいいですけどね。

部屋の出入り口は、荷物を持って出入りするのが大変なくらいの狭さです。

玄関の横が洗面所。洗面所はお湯も出ます。

洗面所の奥がお風呂。

大浴場に設置されているボディソープやシャンプーも同じ種類です。大浴場はシャンプーとコンディショナーが別でした。

洗面所の反対側がトイレです。

フロアマップを見ると2Fは和室が多いようです。この日は、親戚の集まりみたいな団体が何部屋も泊まってました。

和室は2人には十分な広さです。設備はシンプルですが、清掃が行き届いていて気持ちよく過ごせます。Wifiも問題ない速度です。

1点困ったのは、窓が障子だけなので日の出と共に目が覚めちゃうこと。窓が大きいだけに、明るくて困りました。

 

大浴場

館内をチェックしながら大浴場に行ってみましょう。

まずは、10F展望フロアにあるコワーキングスペースです。

展望フロアというだけあって、なかなかいい眺めです。

コンセントもたくさんあってパソコン作業も困らなそう。

ハンモックもあるので休憩もできそうですね。

続いて2Fの休憩室です。

ここはスリッパを脱いで入ります。

入るとすぐに、ソフトドリンクとアルコールの自販機。

その奥は広い休憩スペースになっていて、リクライニングシートやテレビがあります。

ごろ寝処も。

お隣には漫画コーナー。

部屋で読むことも可能です。読み終わったら戻してください。

1Fに下りてきました。エレベーターを降りたら正面の靴箱にスリッパを入れます。

奥に進むと貴重品ロッカー。

さらに進むと休憩室の入り口があります。

この階段を上ると、先ほど紹介した2Fの休憩室と漫画コーナーに着きます。

休憩室への階段の先が、大浴場入り口です。

ここはつまり、日帰り入浴客の入り口から入ったところです。日帰り客は、ここで靴を脱いで靴箱にしまいます。

自販機の奥にキッズコーナー。

リラクゼーションコーナーもあります。

廊下の突き当たりがお風呂です。

浴室にはたくさんの浴槽があるようです。

源泉地名は佐久一萬里温泉で、源泉名は猿久保源泉。泉質はナトリウム-塩化物泉、源泉温度は38.4℃で1分間にドラム缶2本分の湧出量があるそうです。これはスゴイ!

もう一つ分析書が掲示されていたので見てみると、PH6.7。加水はしてませんが、加温循環で塩素投入。公式サイトで豊富な湯量をアピールしていたので掛け流しかと思ってましたが、循環でした。

では入ってみましょう。

脱衣所は広いです。全て無料の鍵付きロッカーで、大きさが2種類あります。好きな大きさのロッカーを使ってください。

イス付きの洗面台は4~5箇所。ドライヤーとハンドソープ、綿棒が置いてあり、化粧品はありません。また給水機はなく、水道に”この水は飲めます”と書いてあって紙コップが置いてあります。

洗面台とは別に”試供品置場”という所があり、そこに売店で販売してる化粧品が置いてあります。と言っても、馬油の全身用保湿クリームとヘアトリートメントが各1個ずつです。

浴室はすごく広く、入るとまず手前が洗い場になっています。温度調節のできないシャワーのお湯は熱め、シャワーと別に水の水栓もあります。各洗い場には部屋と同じ種類のボディソープやシャンプーが設置されていますが、よく見たら馬油シリーズのモノが置いてある所が2つくらいありました。入り口の横に試供品置場があり、酒粕洗顔料が1つ置いてあるので順番に使うことができます。それから温泉によく置いてある酒粕パックとピーリングも1つずつあるので、探してみてください。

浴槽はとにかくたくさんあります。浴室内が入り組んでいるので、どこにどんな浴槽があるのかすぐには把握できないと思います。全ての浴槽に入るのはなかなか大変です。それからサウナ周辺は混んでるので、その辺りの浴槽にもちょっと入りづらいです。

一番ノーマルな感じの内湯は全くの透明湯。なのに露天のお湯は少し濁っていて、ややオーバーフロー気味です。『もしかして露天だけ掛け流し?』と勝手に思ったので、その後は露天ばかり入ってました。ちなみに露天の横にある歩行浴は温度が低いので、心の準備をしてから入ってください。

全体的には、古いけど清掃が行き届いてる感じはします。塩素臭はほぼしません。日帰り温泉営業中は混んでてゆっくりできないので、翌朝色々な浴槽を試すといいですよ。

お風呂の詳しい案内は、公式サイトをどうそ。

 

夜鳴きそば 特製味噌ラーメン

最近増えてきた夜鳴きそばですが、BBHグループホテルも夜鳴きそばの無料サービスがあるんです。

22:00になったので、ウェルカムドリンクコーナーにやってきました。

正面のテーブルに、セルフサービスの味噌ラーメンコーナーができてます。

初めてBBHグループの夜鳴きそばを食べたのは、函館のホテルロイヤルシーサイドでした。そこは麺と具が別々に置いてありましたが、ここは全てセットされてます。

セットされた麺を右の鍋で湯掻いてカップに戻し、左の味噌スープをかけます。

トッピングはコーンとネギ。

仕上がりはこんな感じになりました。お味の方は函館で食べた塩ラーメンと一緒です。ごちそうさまでした。

朝食

素泊まりと朝食付きの差が600円くらいだったので朝食付きにしました。

てっきり大浴場近くのラーメン居酒屋が朝食会場だと思っていたら、フロントを通り越した別のレストランが会場だそうです。

開始時間の6時半過ぎに行ってみると、入り口には列が出来てて驚きました。

さて何を食べようかな♪

まずは新鮮卵でTKG。

続いて和のお惣菜各種。

しめじのワサビ醤油お浸し。

納豆、梅干し。

朝食の定番各種。

最近はこれも朝食の定番、シュウマイもあります。

こちらは、海鮮のっけ丼コーナー。

温泉卵、味付けのり、お米は農家さんから直接仕入れてます。

味噌汁。

自分で作るクロックムッシュサンド。

パン各種。

サラダと、

デザート。

ドリンクはここに集まってます。シリアルもありました。

洋風でまとめるとこんな感じ。クロックムッシュサンドは作るのに時間がかかります。

和風でまとめるとこんな感じ。

「海鮮丼」は勘違いしてましたが「とろとろ海鮮丼」なんです。ネギトロ、サーモントロ、ぶりのたたき等、切り身じゃなくて全部「とろとろにしてある海鮮」で作る丼でした。

和洋折衷。信州らしくお蕎麦もあります。

デザートがちょっと寂しいけど、ないより良いです。

最初は混んでた店内も、仕事の人が多いのか、皆さんあっという間に出ていきます。しばらくしたら空きました。遅めに行った方がゆっくり食べられるかもしれません。

泊まった感想

施設は古いけど、清掃は行き届いてます。色々なサービスも楽しいです。

もう少し値段が安ければなお良いですが、サービスが多いので仕方ないのかもしれません。全体的には満足しました。