Hana Guesthouse(クアラ タハン)

2024年4月訪問

タマンネガラ国立公園に行くため周辺で泊まる宿を探していました。

タマンネガラは観光地なので、agodaやTrip.comを見ると高いホテルばかりです。試しにBooking.comで検索してみたら、安いゲストハウスがたくさん掲載されていて驚きました。東南アジアの宿は高め設定が多いBooking.comなのに、わからないもんですね。

ゲストハウスの選択肢は割とたくさんありましたが、1泊目に予約したのはその中でもクチコミ評価がすごく高かったHana Guesthouseです。

タマンネガラは2泊するつもりなので、連泊にしようか悩みました。でもできるだけ色々な宿に泊まってみたいので、敢えて最初の1泊だけ予約しました。

タマンネガラ国立公園行きのボート乗り場へは下の経路でも行けるし、もう少し近道もあります。

というわけで、到着。

確かにこれは、予約サイトで見た建物です。

サインも出てますが、受付はここではない感じ。

もう少し奥まで行ってみると、何やら人が大勢集まっているところがありました。

この中で大勢の人が食事をしながら歓談してます。

どの人がオーナーかわからないので、なんとなく皆に聞こえるように「今夜予約してる日本から来たぱーなんですけど〜」と言ってみました。すると「え、日本人だって。〇〇ちゃん、ほら、話しかけてごらん」と一人の男性が、そこにいた子供にけしかけてます。

子供は寄ってきて「私は〇〇です。日本に行ったことがあります」と、話しかけてきました。驚いて「え、そうなの?日本はどうだった?」と聞いてみましたが、照れなのかそれ以上の英語力はないのか、その子は答えずに行ってしまいました。

その後は大人から質問攻めです。

「マレーシアにはどのくらいいるんだい?」「1ヶ月くらいです」「えっ、そんなに!?車で回ってるのか?今までどこに行ってきたんだい?」「えっと、ジョホールバルで車を借りて、そこからマラッカ、ペナン島、、、、」みんな興味津々の顔で頷きながら話を聞いてます。ラマダン中だったので、近所なのか親戚なのかわからないけど集まって飲み食いしてるところだったみたいです。

ていうか、どの人がオーナーでしょうか?d( ̄  ̄)

そうこうしてるうちに奥から「どうも、ぱーさんですね」と笑顔の男性が現れました。年配のオーナーが自ら部屋に案内してくれるようです。「車はどこに駐めたらいいですか?」と聞くと、客室棟の方に駐めるように言われました。

 

お部屋

今回Booking.comで予約したのは、

スタンダード クイーンルーム(13㎡)ダブルベッド1台・専用バスルーム付き
一部屋1泊 / MYR108.26(当時のレートで3,500円)

下の写真の右側の建物です。

ところがオーナーは「あなたが予約したのはこの部屋なんだけど、今夜一晩だけバルコニー付きの部屋が空いてるからそっちの部屋にしてあげるよ」と言いながら、この建物の前を通り過ぎます。

車はこの建物前に駐めるように言われました。

オーナーは最初に見た建物の階段を上って、

一番端の部屋のドアを開けました。

2Fの外廊下から泊まるはずだった建物やオーナーの家を見ると、こんな感じです。

さて部屋です。

こちらの部屋は、クイーンルーム バルコニー付き。部屋の広さは正確に書いてないけれど、予約してた部屋より1,000円くらい高いです。あ、これらはGenious割引で9%安くなった金額です。

それからこの宿は、現地で現金払いのみ。お釣りなしでピッタリ払ったらオーナーは喜んでました。

部屋は広めで、

バルコニー付きです。

でも、特に素晴らしい景色が眺められるというわけでもありません。

バルコニーには物干しラックが置いてあります。

部屋の中にもイスとテーブルがあるのは嬉しいですね。

しかもこの部屋は冷蔵庫付き。今日も思いがけず冷蔵庫ゲットです・:*+.\(( °ω° ))/.:+

ただこの冷蔵庫の残念な点は、冷凍スペースが狭いこと。ぴーぱーはいつも冷凍部分に缶ビールを差し込んで凍らせて翌日の保冷剤がわりに使うんですが、缶ビールが入らないんです、、、これは残念。

水ペット、コーヒー、紅茶あり。マレーシアに来て初めて、砂糖とミルクの入ってないブラックコーヒーのパックが置いてあります。紅茶も初めてかも♪

入り口横のカーテンは開きません。

ベッドリネンは化繊で、掛け布団はカバー無しタイプ。シーツや枕カバーも交換してるか微妙、、、。固形石鹸のみでシャンプーはありません。

最後にバスルームです。

トイレと洗面台は普通。

シャワーは固定式です。

広くてイスとテーブルで寛げるし、冷蔵庫はあるし最高!!・:*+.\(( °ω° ))/.:+

と思いながらWifiを繋いでみたら、、、、、繋がりません( ・∇・)
IDとパスワードが2つ書いてあったので両方試してみましたが、どちらも繋がらないんです。

オーナーの家に近づけば繋がるんじゃないかと思い、パソコンを持って近くをさまよい歩いたら、当初泊まるはずだった部屋の前にある石のテーブルセットでは繋がることを発見。

結局暗くなるまでそこに座ってパソコン作業してました、、、。

その間、何回かオーナーが他のお客さんを案内するためにぴーぱーの前を通りました。せっかくバルコニー付きの部屋にしてあげてイスとテーブルもあるのに、なんであの二人はわざわざあそこに座ってるんだろう、、、?と思ったでしょうね。ぴーぱーも悪くて理由を言えず、オーナーが通るたびに笑顔で挨拶しちゃいました( ・∇・;)

日本人の悲しい性でしょうか?

ところで当初泊まる予定だった建物はてっきり廃屋なのかと思っていたら、夕方白人の若いカップルが帰ってきました。なんでぴーぱーはアップグレードされたのでしょう?有難いけど不思議です。

それからその隣の白い建物の方には住んでる人がいました。一体オーナーは、どういう部屋の使い方をしているのでしょうか?これも不思議です。

 

泊まった感想

翌朝、他の部屋の宿泊客は早い時間からタマンネガラに向けて出発していきました。ぴーぱーはそんなに長時間外にいたくないので、昼前くらいまで部屋で過ごすことにします。前日は部屋では繋がらなかったWifiも、今日は他の人が使ってないせいか遅いながらもなんとか繋がります。

車は前日にオーナーにお願いして、夕方までここに駐めさせておいてもらいました。ボート乗り場周辺の駐車場は1日RM10かかるからです。

オーナーは親切です。もっとボート乗り場に近い宿もありますが、駐車場問題を考えたらこの宿を選んで良かったと思いました。車旅の人には特にオススメです。