マレーシア レンタカー旅〜4シンガポール日帰り旅行

今日はここマレーシア南部の街ジョホールバルから、隣国シンガポールを日帰りで訪れることにします。

行き方はバス。
マレーシアのジョホールバル(以下JB)の、JBセントラル駅から出ています。駅の中に出国イミグレとバスステーションがあるのです。

駅の西側からそこに行くには、駅ビル内のショッピングモールのシティスクエアを通り抜けるのですが、午前9時頃に行ったら、シティスクエアは10時開店なので入れません。
困って入口のガードマンに聞いたら、建物の横の道を通って、直接駅へ行くように言われました。

日本ならこう言う場合、駅ビルには自由通路があるものですが、
そういう常識は、ここマレーシアでは通用しません。

これがその道。知らないと行けません。

駅に入ったら、WoodLandsと書かれた方へ進みます。

Woodlandsとは、シンガポール側の入国イミグレのことです。まだ出国すらしていないのに気の早い表示ですが、とにかくコレに沿って歩く。

でも駅構内を相当歩かされます。300〜400mは歩いたかな?
出国イミグレに着いたら、スタンプ押してもらってすんなり出国。
この日は金曜日なので、多少混んでいましたが、5分ほど並んだだけですみました。

その後進んでエスカレーターを降りるとバスステーションに到着。

バスステでは、黄色い車体のCauseway Linkのバスに乗って、いよいよシンガポール側の入国イミグレWoodlandsに向かいます。バスは行き先別にCW01、02、05などがありますが、ココではどれに乗っても構わないそうです。
なぜならどのバスに乗っても、一旦Woodlandsで入国審査のために全員降ろされるから。でも情報が違っていたら困るので、ぴーぱーは目的のQueen Streetバスステーション行きのCW2に乗りました。ちなみに、行き先によって料金が違います。

バス料金は乗車時に払います。VISAタッチも使えますが、なぜかぴーぱーのカードはタッチしても反応せず、現金で払いました。一人RM4.8(約150円)なので、二人でRM10紙幣で払ったら、おつりはもらえませんでした。そう言うルールなのです。泣。現金で払う場合は小銭の準備が必要です。
お金を払うと、チケット代わりのレシートをくれますので無くさずに持っていること。コレも重要!

バスは出発して5分もせずに、ジョホールバル海峡の国境の橋を渡り、

対岸のWoodlandsに到着。全員降車します。

ここで入国審査。
ほとんどの人は、無人のイミグレマシンでパスポートスキャンして通過していきますが、これは通勤用のLong Term Passporto保持者だから。
持ってない人は、有人のALL Passportへ進みます。

なおここで重要なのは、事前に下記HPからアプリをDLして、

事前登録しておくこと!

App Store: My ICA Mobile
Google Play: My ICA Mobile

コレしとかないと入れないかも。

無事入国したら、通路をさらに進みバス乗り場へ。
ココでは行き先別のCW01、02、05別に列が表示されているので、自分の目的の列に並びます。
バスが来たら乗りますが、ここでは先程のレシートチケットを見せるだけで乗車できます。レシートを見せれば最初に乗ったバスとは別の車両でも大丈夫です。

ようやくバスが発車して30分後、

Queen Streetバスステーション到着!

ここまで2時間掛かりました。けっこう疲れる。

ここからは歩いて観光します。

まずシンガポールは街並みが美しい。
歩道が広くて歩きやすい。

緑が多い。

“ゴミ一つ落ちていない” とも聞いていましたが、それはどうかなあ?
たまに落ちています。その点では日本の街のほうが勝ち。

クリケットやっていました。

今日は金曜日。イスラム教の人は休みでしょうが、なんだか街全体に休みの雰囲気が漂っています。
もしかして皆、金土日の週休三日か?

ふと見上げるとマンションの窓から洗濯物が干してある。パンツとか落ちてこないのかなあ?

国土の狭いシンガポールでは、バルコニー作る床面積すら無いのかも。でも郊外は森だらけだったけど。

■チャイムス教会

昔、様々な理由で、育てられなくなった赤ん坊を預ける「GATE of HOPE」があった教会です。

その門は、外周歩道の塀にありました。(正門向かって左側。交差点手前あたり)

裏はこう。

子供たちは皆、グレることなく育ったんだろうか? 少々心配。

■ラッフルズ・ホテル

シンガポールで一番歴史ある高級ホテル。

入口のベルキャプテンが、観光客と気軽に撮影に応じていました。

でも正面玄関から中に入るのは気が引けます。

ここから先は「ひやかしお断り」の雰囲気。

でも観光客は正面玄関左側の通路から館内に入れます。(他にも周囲の入口から出入り自由です)

中庭の噴水前で休憩。

館内のブティック(売店)に、ホテルの歴史を紹介するギャラリーがありました。

展示量はコレだけですが。

■戦争記念公園

旧日本軍侵攻による犠牲者を祭る慰霊塔。

合掌しました。

■セント・アンドリュース大聖堂

シンガポール最古で最大の英国教会。
普段は聖堂内に入れるらしいのですが、この日は祭事の最中で入れませんでした。

■アートハウス

最も古い政府機関の建物。世界遺産。
中では画の展示会が行われていました。

■ラッフルズ上陸記念の地

ラッフルズがこの地に目を付け上陸したことから、シンガポールが始まったとされる場所。

ベートーベンに似てる?

でも、イケメンですね。

■ビクトリア・シアター&コンサートホール

ビクトリア女王を記念して1905年に建てられたホール。
元イベント屋のぴーよし的には、こんなホールでコンサート本番の仕事をしてみたかったけど、古いホールはたいてい搬入口が小さくてトラックが直づけ出来なかったり、搬入経路に段差があったり、電源が不足したりで苦労します・笑。

■そしていよいよマーライオン

この橋を渡るとマーライオン公園。

まずは小ライオン。

水が斜めってる。ノズルの向き直した方がいいよ。

そして親ライオン。

反対側にはマリーナベイ・サンズ。

マーライオンは “世界三大ガッカリ” などと言われていますが、いやいやそんなことはないと思いました。
白く輝く大きな像は見応え充分。口からドバドバドバと水が噴き出して迫力満点。
やはりシンガポールと言えばコレ。ようやくココに来たと言う感激。
他の人も皆盛り上がっていました。
ぱーは「最近見たモノの中で一番嬉しかった」って。

でも暑いのでマックへ逃げ込みました。

シンガポールも蒸し暑いです。冷房に引き寄せられるように入ってしまいました。
でもマックに入った理由はそれだけではありません。シンガポールのお金を持っていなかったので、クレジットカードが使える店しか入れなかったのです。

オーダーは無人機対応。戸惑います。

食後にマーライオンをもう一度見てから帰ります。

何度振り向いても名残惜しいね。

帰りもQueen Streetバスステから乗車します。

バス停で並んで乗車。今度はVISAタッチ出来ました。Woodlandsで乗換時は、再度タッチしますがその時は課金されません、、、とバス会社のオジサンに言われたのですが、後日カードの請求を見たらしっかり2回分請求されました。納得イカン。

Woodlandsまでの高速道路も緑豊か。バスは快調に飛ばします。

出国の絶望的な車列渋滞。でもバスは専用レーンなので渋滞無し。

ところがマレーシア イミグレで別室連行されました・泣。

マレーシア入国事前にデジタルアライバルカード登録をHPでしていなかったからです。
さらに日本へ帰国の航空券も持っていなかったから。

今回だけはカンベンしてやっからな!

みたいな事を言われてスタンプ押してくれました。ムカツク。
(マレーシアに一ヶ月滞在する旨を登録済みなので、日帰りでシンガポールに行くくらい大丈夫だと思ったのですが、とにかく一度出国したら再登録しないとダメなようです)

出かけるときは忘れずに!↓

https://imigresen-online.imi.gov.my/mdac/main

今日の歩行距離。シンガポール市内を5.5km。

今夜も爆竹責め。