ホテルマロウド箱根(大涌谷温泉)

2020年11月訪問

今回ご紹介するのは、ホテルマロウド箱根。
強羅にあるのに、お湯は大涌谷温泉という不思議な宿です。

選んだ理由は、お高い箱根の中でもリーズナブルな値段で朝食のみプランがあったから。非常にシンプルです。

というわけで、到着しました。

駐車場は、敷地内右奥のスペースです。

荷物を持って、入口に向かいます。

クラシカルな雰囲気のロビー。

ささやかですが、お土産コーナーもあります。

チェックインは15時から。

実はかなり早く着いちゃったんですが、お部屋の準備ができているとのことで入れてくれました♪いきなり好感度アップです・:*+.\(( °ω° ))/.:+

フロントでチェックイン手続きをする際に、翌日の朝食のメインディッシュを次の3種類から選ぶように言われます。

① クロックムッシュ ② 3種のトースト ③ 季節のリゾット

1人ずつ違う物でもOKです。

ぴーぱーそれぞれ注文し、鍵を受け取って部屋に向かいました。

 

お部屋

お部屋はフロントと同じ2Fでした。

今回JTBで予約したのは、28㎡のツインルーム。

懐かしい雰囲気のイスとテーブルが置いてあります。

2Fの部屋はバルコニー付き。

少しですが、紅葉が見えました。

ベッドは110cm幅。

2台のベッド間のテーブルの下にセーフティボックスがあります。

テレビは少し小さめ。

換気用にサーキュレーターまで置かれています。

入口の方に戻って、

大きめの冷蔵庫。

冷蔵庫の上にサービス飲料やカップ類が置いてあります。

入口横にクローゼット。

スリッパはビニールタイプのみです。

クローゼットの向かいにユニットバスルーム。

アメニティはこんな感じ。

使わなかったけど、浴槽は大きめです。

施設の古さはありますが、広くて過ごしやすい部屋です。パスワード付きのWifiも問題ない速度でした。

 

大浴場

大浴場に行ってみましょう。

大浴場は1Fです。

2Fの部屋からは階段でも行き来しやすく便利でした。

まずは分析書をチェックしてみましょう。

源泉名は大涌谷温泉、引湯菅を使って2,000m引湯しているそうです。源泉温度59.2℃、PH2.2の酸性-カルシウム-硫酸塩・塩化物泉。加水あり、塩素消毒なしの掛け流しです。

本日の湯温も表示されてます。

いつも薄暗かった湯上がり処。

ソフトドリンクの自販機と、

電子レンジが置いてあります。

マッサージチェアは無料。

冷水機は脱衣所ではなく、湯上がり処にあります。

廊下の奥が男女別の大浴場。それぞれ露天風呂が付いてます。

ここも薄暗い廊下でした。

お風呂は撮影禁止でした。

脱衣所はまずまずの広さ。男女共に化粧品やブラシなどのアメニティ完備です。

浴室はそれほど広くないものの、女湯は窓が大きくて明るいです。洗い場の数も多くて、クレンジングや洗顔料も多数置かれています。

石鹸は、若者向けと大人向けの2種類。どちらも資生堂で、インバウンド対策かなぁと感じる品揃えです。男湯の石鹸は、同じ資生堂でも特にこだわりは感じられない普通のもの。浴室も、それほど広くなかったようです。

お湯は濁り湯。露天はややぬるめでした。今回気付いたことですが、大涌谷温泉のお湯は、那須塩原の新湯温泉のお湯に似ていますね。どちらも火山灰が混じったような濁り湯です。

やや地味なお風呂ですが、お湯は良かったですよ♪

 

朝食

朝食は8時にお願いしておきました。

会場は、ロビー奥にあるレストランです。

レストラン “voyageur”ヴォジュール は正統派フランス料理のレストラン(公式サイトより)で、2食付きにした場合の夕食はコース料理が頂けるそうです。

ホテルマロウド箱根の口コミは大半が食事についてで、皆さんかなりの高評価。でも特に興味がないぴーぱーは、朝食のみにしました。なんなら素泊まりでも良かったくらいです。

残念ながらJTBには素泊まりプランがなかったので、仕方なく朝食付きにしました。

店内に入りスタッフにチケットを渡すと、窓際の席から順番に案内してくれます。

いつもそうなのかコロナ対策かわかりませんが、各テーブルの間には衝立がありました。一人でも気兼ねなく食事できそうです。

窓からの眺望です。

席に着くとまず、飲み物を何にするか聞かれます。オレンジジュース、りんごジュース、トマトジュース、牛乳の4択です。

ブッフェであれば通常はジュースと牛乳を取ってきますが、、、それぞれオレンジジュースと牛乳をお願いしました。

その後やってきた隣のテーブルの家族は「牛乳とジュース両方でもいいですか?」と言って、4人全員が牛乳とジュースもらってましたよΣ( ̄。 ̄ノ)ノ

あ、それアリなんだ、、、。

ちなみに、有料ですがアルコールのメニューが置かれていました。もしかしたら、夜も同じかもしれません。

しばらく座っていると、最初にデザートのフルーツが運ばれてきました。

続いてジュースと牛乳が置かれます。どちらもあまりに上品な量しか入っていなかったので、お水もお願いしました。

そこからまたしばらく間があきます。ボーッと待つぴーぱー、、、。

8時の予約って、意味あったのかな?

ようやく全員共通のおかずのプレートが運ばれてきました。サラダとスクランブルエッグ、ソーセージ、ポテトグラタン(だったかな?)の盛り合わせです。

後はチェックイン時に注文していたメインディッシュ(?)がくるはずです。ぴーはトーストを選んでましたが、後からトーストだけ持ってこられても困りますよね。

なので、トーストも来るまで待ちます。一体何時になったでしょう、、。

ようやくメインディッシュが運ばれてきました。トースト3種盛りです。

よく考えてみれば、トーストが “メインディッシュ” というのも不思議な感じですね。

あ、このバターは結構早い段階で持ってきました。

こちらは、ぱーが選んだ季節のリゾット。

ずいぶん待たされたけど、熱々というわけではありませんでした。

ようやく食べ始めます。お味は悪くありません。

食べ始めるとすぐに、コーヒーと紅茶のワゴンサービスがやってきました。正直『え、もう!?』と思いましたが、仕方ありません。

それぞれコーヒーと、

紅茶をオーダー。

ようやく落ち着いて食事を始めました。

でもカップ1杯のコーヒーなんて、あっという間に飲んじゃいますよね。しかも熱いうちに頂こうと思ったら、なおさら早いです。

仕方なく、食事の途中でお代わりをお願いしました。2杯目のコーヒーでなんとかデザートまで持たせることができましたが、お代わりのワゴンが回ってくることはありません。あくまでも、お願いベースです。

のんびり最後の余韻を楽しでいると、食べ終わった食器を全部片付けていきました。でも、カラになったカップを見ても「お代わりいかがですか?」の言葉はありません。そのままカラのカップだけ置いて去っていきます。

なんだか悲しい気持ちになって、ぴーぱーも席を立ちました。

泊まった感想

早めの到着でも快く部屋に入れてくれたりと、最初の印象は非常に良かったです。お湯も掛け流しで悪くありません。

でも一番最後の朝食で、なんとなく印象が悪くなってしまったのが残念です。

ホテルの口コミはレストランの高評価が目立ちましたが、もう一度よ〜く読んでみると、中にはサービスがイマイチ的な内容もありました。

なんとなくわかります、、、。

素泊まりだったら再訪あり、ですかね。