ゆめみの宿 観松館（瀬見温泉）

2018年6月訪問

今回ご紹介するのは、山形県最上郡の瀬見温泉 ゆめみの宿 観松館 です。

ここは初めて訪れるエリア。じゃらんで検索すると、瀬見温泉には他にも数軒の宿がありました。その中でも観松館はハイクラス設定。公式サイトを見てもキレイで設備も良さそうです。

その割には値段も手頃だし、朝食のみプランの設定もあります。使いやすい宿だな♪と思い、予約しました。

そして到着した観松館。想像していたより古い外観で、ちょっとびっくり、、、。

駐車場は建物の裏側にありました。

広い駐車場です。

玄関へは、建物横の通路で繋がっています。

中に入ると広いロビー。すぐに係りの人が出てきて、荷物をカートに乗せてくれました。

チェックイン手続き後、お部屋まで案内してくれました。

お部屋

案内してもらったお部屋は、2Fの一番奥でした。

玄関を入ると、2畳ほどのスペースがあり

ウォッシュレット付きトイレ。

洗面台と浴室。

浴室には「部屋のお風呂は温泉ではありません」の表示。

冷水ポットも置いてあります。

差し込み式の冷蔵庫には、有料飲料も入ってました。

今回の宿泊プランを紹介しましょう。

じゃらんと公式サイトでは宿泊料金は一緒ですが、公式サイトからの予約には以下の特典が付きました。

当館ホームページをご覧になり、ご予約いただいたお客様に下記特典をプレゼント！ぜひご利用くださいませ。

【特典１】色浴衣無料ご利用（女性限定）
普通の旅館の浴衣とは一味違う、おしゃれな浴衣。自分好みの一着がきっと見つかります。通常￥500(税込み)いただくところを、無料でご利用いただけます。

【特典２】通常より2時間長いご滞在
チェックイン14時、チェックアウト11時にてご優待。通常よりも1時間早いチェックイン、1時間遅いチェ ックアウトとなります。瀬見温泉でゆっくりご滞在いただき、思い思いのお時間をお楽しみください。

ぴーぱーは翌日11時までのんびりしたかったので、今回は公式サイトから予約しました。

プラン：【ご夕食なし】和室利用で朝食付プラン♪
お部屋：一般客室
平日泊：1人 / 7,560円（入湯税別）

観松館は、同じ平日でも日によって値段が違います。週末も同様で、週末の高い日だと同じ朝食付きプランでも1人5,400円up！できるだけ安い値段の日を選んで宿泊することをオススメします。

スタンダード和室は10.9㎡。布団は事前に敷いておいてくれるようにリクエストしておきました。

窓際にはソファーセットがあり寛げそう。

窓から見えるのは小国川でしょうか。

机の上には色々置いてありました。これはきっと「おもてなしセット」に違いありません。

■おもてなしセット付き
お客様よりご好評のおもてなしセット！お団子とお菓子
それにワラビのたまり漬けをもがみの濁り酒とご一緒に
お部屋にご用意させていただきます！

でも、濁り酒がありません、、、。

部屋まで案内してくれたお嬢さんは、部屋のドアを開けたままいなくなりました。「きっと濁り酒を取りに行ってるんだよ♪」と、しばらくそのまま待ってました・・・・が、

帰ってきませんでした(Ｔ＿Ｔ)

ポットは床の間に電気ポット。

クローゼットの中には、

浴衣類が入ってます。

ぴーが写真撮影している間に、ぱーは窓際のソファーでWifiチェックです。

観松館に決めた理由の1つは、全室Wifi完備だったから。公式サイトから予約して11時チェックアウトにしたのも、部屋でWifiが使えると思ったからです。

ところが！Wifi使えませーーん！！たま〜に繋がるけれど、また切れます。使い物になりません。

即、電話してクレームですd(￣ ￣) フロントの人は「場所によって繋がるところと繋がりにくいところがあります」とおっしゃいますが、それは「全室対応」とは言いません。以前、岩手県の瑞泉郷に泊まった時は『安いプランだから仕方ないか』と泣き寝入りしましたが、今のぱーは断固抗議します！！

「ルーターがあったら貸してください」とお願いして電話を切りました。

しばらくすると電話がなり「部屋を変えてくださる」とのこと･:*+.\(( °ω° ))/.:+

そうして案内されたお部屋は4Fでした。

スタンダード和室よりワンランク上の「和室＋掘りごたつ付き 11㎡」のお部屋でした。

「ここ、高い部屋じゃないんですか？」と聞いたら「いえ大丈夫です。ご迷惑おかけしました」と言ってくれました。

冬は掘りごたつになると思われる広縁。床が板なので、足を置くと冷んやりするのが難点。

2Fの部屋からは小国川が見えましたが、この部屋からは下に庭園が見えます。

プールも見えました。

広縁の奥には化粧コーナー。

反対端にはテレビと金庫。

部屋の割に、テーブルが小さく見えるのは気のせい？

やっぱり小さいですよね!?

クローゼットの中は先ほどの部屋と一緒です。

玄関の横に、

洗面所。洗面台が2つにミニキッチン風のシンクまであります。冷蔵庫は2Fと一緒でした。

洗面台の向かい側にお風呂。このお風呂も温泉ではありません。また “シャンプーと石鹸が必要な場合はフロントに連絡するように” との案内書がありました。

トイレは確か、玄関入った左側だったと思います。ウォッシュレット付き。

最初の部屋は一番奥だったからWifiが繋がらなかったのか？それとも西館自体電波状況が悪いのか？はわかりません(最初は西館、新しい部屋は中央館)。新しい部屋では一応繋がりましたが、2人で同時に繋ぐと遅くなります。全館、あまり快適なネット環境ではないようです。

普通に予約すると新しい部屋の方が1人1,000円高いですが、ぴーぱー的にはWifiさえ繋がれば最初の部屋で全然問題ありません。

それから ■おもてなしセット の濁り酒です。部屋を移動する際に ■おもてなしセット も一緒に移動してくれました。その時に濁り酒がないことを伝えると「濁り酒は夕食付きの方しかお出ししてません」との返事。その時はバタバタしてたので「そうなんですか〜」くらいに答えました。

でも、今考えるとやっぱりおかしいですd(￣ ￣)

だって朝食付きプランのプラン内容に

■おもてなしセット付き
お客様よりご好評のおもてなしセット！お団子とお菓子
それにワラビのたまり漬けをもがみの濁り酒とご一緒に
お部屋にご用意させていただきます！

って書いてあるんですよ。あ、もう1つ気付いちゃいました。お団子もない！！お菓子とたまり漬けだけだ！！←しつこい

大浴場

館内を見学しながら大浴場に行きましょう。

エレベーターに全館案内がありました。最初の部屋は西館で、新しい部屋は中央館です。西館は、廊下の雰囲気も中央館より暗めです。

1Fに降りてくると、玄関の横でコーヒーを販売してました。

公式サイト予約のもう1つの特典に「通常500円の色浴衣無料」というのがありましたので、フロントでチケットを出しました。

すると、フロント向かい側に置いてあるタンスから好きな浴衣を選んでください、と言われました。

浴衣を選んで奥に進みます。

1Fにアルコールの自販機あり。

さらに進むとお土産コーナー。

その向かいには、麦茶と冷水のサービス。温泉まんじゅうの試食も出てます。

並びに居酒屋もありましたが、営業してたかどうかは不明。

居酒屋の横に大浴場の入り口がありました。

大浴場はB1Fなので、暖簾をくぐって階段を降ります。

男女の分かれ道あたりに分析書が掲示されていました。

源泉名は町営5号泉。源泉温度66.1℃、PH7.4のナトリウム・カルシウム- 塩化物・硫酸塩温泉です。「源泉温度が高いので加水しています」とは書いてますが、それ以外の詳しい情報は書いていません。

まずは男湯からご紹介しましょう。

まずまずの広さの脱衣所。

洗面台には色々なアメニティが置いてあります。

浴室の入り口に、手書きの温泉表示がありました。掛け流しだそうです。

面白い形の浴槽。

やや白く濁ったお湯で、甘い匂いがします。塩素臭はほぼしません。入ってるのか？入ってないのか？

洗い場の数は十分。石鹸は2種類置いてあります。

露天風呂の出入り口。

すごく遠くに見える露天風呂。

お一人様サイズの浴槽です。

続いて女湯をご紹介。

それほど広くない脱衣所。

洗面台は入ってすぐと、

脱衣所の奥と2カ所あります。

男湯と同じ手書きの温泉表示が掲示してありました。

男湯とは違う雰囲気の浴室です。

最初、奥の給湯口に手をかざしたら全くの水だったので驚きましたΣ(￣。￣ﾉ)ﾉ

『変だな〜(・ω・;)』と思いながら、次に触った時はお湯。どうやらお湯と水をブレンドしながら給湯してるようです。タイミングによっては水が出てくるみたい。

お湯は浴槽の端から溢れてます。

洗い場の数は男湯よりやや少なめでしょうか。

石鹸は2種類。洗顔料も置いてあります。

男湯と違って、ドアを開けると目の前が露天風呂です。

露天風呂の給湯口からは、安定してお湯が出てました。

初めての瀬見温泉、良いお湯なんじゃないかと思います。ただ観松館は、もしかしたら加水量が多いのではないでしょうか!?

なんとなく、本来のお湯の良さを感じられなかった気がして残念でした。

朝食

朝食は「こだわりの朝食」とのこと。楽しみです♪

中に入ると美味しそうなものが色々並んでました。

端から順番に見ていくと、サラダコーナー。

定番のソーセージの他に中華メニューもあります。

真ん中のテーブルは和食。

こんな変わり種も♪

この時期はアスパラガスが旬のようです。

ご飯は山形の2大ブランド揃い踏み。

お粥もありました。

パンもとっても美味しかったです♬

マッシュルームのクリームスープも美味。

デザートも豊富。

ソフトドリンクの種類もこの通り。

コーヒーカップの量がスゴい！

食べたいものを色々取ってきたら、和洋中ミックス。

たくさん食べたけど、やっぱりご飯も食べないと。

手作りのトマトゼリーはピザの味がしました。

会場は地味だけど、メニューは豊富でホントに美味しい･:*+.\(( °ω° ))/.:+

ぱーは母と行った猿ヶ京ホテルを思い出しました。あそこの朝食バイキングも美味しかったなー♪そうそう、淡路島の海月館も美味しかったよね♪ 今度、美味しかった朝食ランキングでも作ろうかな♬

観松館は素泊まりプランがないので朝食の値段がわかりませんが、これは食べる価値あり。

ぜひお試しください！

泊まった感想

瀬見温泉では唯一の大型旅館である観松館。公式サイトを見て想像したよりは地味で古い宿(失礼)でしたが、スタッフは皆さん感じが良く、気持ち良く滞在できました。

朝食もとっても美味しくて、夕食も食べてみたかったなぁと思ったほどです。

ただ肝心のお湯は、やや疑問。もしかしたら、周辺の小さい宿の方が良いお湯かもしれません。機会があれば、他の宿のお湯にも入ってみたいと思ったぴーぱーでした。

番外編

チェックアウト後、周辺を散策してみました。

まずは観松館の目の前にある湯前神社に行ってみました。

そこは飲泉が可能だったので一口頂いてみました。

えっ！なんか濃い感じΣ(￣。￣ﾉ)ﾉほんのり塩味もするし。 匂いも観松館のお湯とちょっと違う。

分析書が掲示してあったので見てみると、源泉は観松館と同じ町営5号泉で源泉温度67.3℃。こちらの方がちょっと温度が高いけど、まあ同じお湯なのでしょう。

ふうむ、、、ますます他の宿のお湯が気になります。

さらに歩くと、小国川沿いに「薬研湯」の看板発見。横に階段があったので下りてみると、

川沿いに水溜まり？ 触ってみたら、お湯でした！

川の水も混じっているのか湯温は低いですが、確かにお湯です。入る人はいないと思いますが。

お次は公衆浴場、せみの湯。

足湯にお湯は入ってなかったけど、横で温泉卵作ってました。売り物でしょうか？

観松館にこんな貼紙がしてありました。観松館には、公衆浴場の利用券がセットになった宿泊プランもあるんです。

ん？

えっ！！露天「やげんの湯」って、まさかさっきの川沿いの露天じゃないですよね！？

今でも気になっているぴーぱーです、、、。