山水グローバルイン(嬉野温泉)

2017年7月訪問

初めて佐賀県にやってきたぴーぱーです。さて、どこに泊まろうかな!?

悩んだ末に選んだのは、嬉野温泉の山水グローバルイン。

じゃらんのパーキング情報には特に表示はなかったのですが、予約してから改めて公式サイトを確認すると駐車場案内の中に「ホテル併設の駐車場は小型車・コンパクトカー向けになります」の表示を発見。

慌てて電話で確認したら「少し離れた場所に普通車用の駐車場があるので1度フロントまで来てください」と言われました。

というわけで、1度ホテルまで行き駐車場の場所を確認します。

すると徒歩2〜3分のこの駐車場を案内されました。

その向かい側もホテルの駐車場のようです。

車を停めて荷物を持ち、改めてホテルに向かいます。

入口横にはこんなスペースが。

その横に、例の小型車専用駐車場の入口がありましたが、

意外と普通車も停まってるのはなぜでしょう?

駐車場の奥にコインランドリーがありました。

洗濯機1回200円、乾燥機30分100円です。

待合所兼喫煙所もありました。

 

入口周辺

改めて中に入ると、あまり広くはないフロント周り。

化粧品や地元のお菓子と並んで、

無農薬野菜も売ってます。

 

お部屋

お部屋は3Fの1番奥。311号室でした。

今回じゃらんから予約したのは

プラン名:温泉後にキンキンに冷えた缶ビールプレゼント♪朝食バイキング付き
部屋タイプ:ツインルーム 源泉かけ流し温泉/FREE WiFi  /禁煙
平日泊 1人/6,640円(入湯税別)

【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!

公式サイトと見比べましたが、ぴーぱーが見た時はじゃらんの方がプランの選択肢が多かったです。特に缶ビールが欲しかったわけではありませんが、普通のプランと値段が一緒だったので、せっかくなのでビール付きプランにしたわけです。

で、これもらいました。

話は部屋に戻ります。

20.75㎡のツインルームです。正面のガラスドアはお風呂。

写真ではなんだか素敵な部屋に見えてしまうかもしれませんが、建物は相当古いようです。

まず、入口を入ると下水の臭いがします。

原因は、入口横にあるこのトイレじゃないかと思うんです。

トイレの向かいにはクローゼットスペース。

おそらく古いビジネスホテルかなんかを改装したのでしょう。インテリアはお洒落な感じにしています。

窓の外は隣の家。

置いてある雑貨1つ1つにもこだわりを感じます。

でもこの冷蔵庫は冷えませんでした、、、。

温泉大浴場があるので部屋のお風呂は使いませんでしたが、やはり配管が臭います。

置いてある物はキレイなんですけどね。

うーーん、、、頑張ってるのはわかるけど、建物が相当古いのは変えようがありません。

浴衣はオーソドックス。

とにかく、部屋中に古い建物の臭いがすることが残念、、、。

ビジネスで泊まるなら我慢できるけど、温泉を楽しみに泊まる場合はあまりオススメできません。Wifiは問題なく使えました。

 

館内

館内を見学しながらお風呂に行ってみましょう。

廊下に水サーバーが置いてあるのは嬉しいサービス♬

エレベーター周辺には本棚が置いてあります。

「山水文庫」だそうです。

ぴーぱーが泊まった3Fにはこのように小説がいっぱい!また、ロンプラなど海外旅行のガイドブックも置いてありました。

館内の注意書き。

1Fに下りるとフロントの横に、

朝食会場兼フリースペースがあります。

公式サイトによると「お食事、各種ミーティング・会議研修会や懇親会などにご利用ください」とのこと。

奥には座敷スペースもあります。公式サイトには「レストラン内の板張り舞台は、宴会などに利用できます」と書いてありました。

フリードリンクコーナーもありました。

フリードリンクはお茶各種。

有料ドリンクもあります。

メニューと値段表はこちら。

ぴーぱーが宿泊した時は利用してる人は見かけませんでしたが、こんな注文もできるようです。

普通に自販機もあります。

レストラン横を通って奥に進むと、まずは貸切風呂「琴海」があります。公式サイトによると1時間/2,000円(税別)だそうです。じゃらんには貸切風呂がセットになったプランもありました。

さらに進むと男女別の大浴場があります。これらは時間帯で男女入れ替えになります。

大浴場「有明」

まずは有明からご紹介しましょう。

チェックイン時は女湯になっていました。

想像以上に狭い脱衣所でびっくり。

1つだけある洗面台に「うれしの温泉化粧水」が置いてあります。

トイレの横に分析書。

源泉温度は88度とかなり高め、PH値は7.6です。

さて、初めての嬉野温泉はどんなお湯でしょうか!?

浴室も拍子抜けするほど狭い、、、。

洗い場も2つです。

これがシャンプーバーですね。

お湯に入ってみてびっくり。お湯がヌルヌルです!!まさにこの通り!!

全く予備知識なく来てしまった嬉野温泉ですが、思いがけなくトロッとしたお湯でびっくりです!PH値はそれほど高くないのに、なぜここまでトロトロ!?

源泉温度が高いので掛け流し量は少ないですが、浴槽に入ると気持ちよくオーバーフローします。浴室が狭い以外は悪くないお湯です。

大浴場「玄海」

続いてチェックイン時に男湯だった「玄海」をご紹介しましょう。

「有明」よりは広い脱衣所。せめてこの位の広さは欲しいですね。

ここにも「有明」と同じアメニティがあります。

そうそう、山水グローバルインではチェックイン時にフロント横から必要なアメニティを取っていくシステムです(写真撮り忘れました)。でも、同じ物が大浴場の脱衣所にも置いてありました。

「有明」と同じ分析書が掲示してあります。どちらも加水、循環、塩素の有無等の細かい内容は書いてありません。ある意味、自己申告の「掛け流し」です。

玄海は、やや大きめの浴室。

でも洗い場は2つ。

玄海にはシャンプーバーはありません。

こちらも静かにお湯が溢れています。脱衣所同様、せめてこの位の大きさは欲しいです。

玄海には露天風呂がついてます。

なぜ大きい内湯にさらに露天風呂をプラスするのでしょう?どうせなら「内湯は小さいけど露天付き」にした方が公平感が保たれると思うのですが、、。

奥の方は寝湯スペース。

公式サイトを見ると大浴場は3ヶ所あるようです。さらによく読むと「平日は、うち2つのみ開放している日があります」と書いてありました。ぴーぱーが宿泊した日がまさに「その日」に当たってしまったようです。

さらに公式サイトでは、ぴーぱー宿泊時にクローズになっていた「西海」というお風呂がトップに載っていて、そのお風呂は派手な壁画が印象的なとてもインパクトの強いお風呂です。そしてその下に「風呂はすべて源泉かけ流しのアートにあふれた癒しの空間です」と書いてあります。

なので、お風呂はどこも「アートにあふれた空間」なのかなぁと勝手に思っていました。でも、全く普通のお風呂でしたよ(・ω・)

いや別に、派手な壁画を期待していたわけではありません。ただ、想像とあまりに違っていたので驚きました、、。

朝食

山水グローバルインを選んだ理由の1つが朝食のクチコミが良かったから♬

長く旅を続けていると食生活のバランスが悪くなってくるので、できるだけ手作り感のある食べ物を頂きたいものです。

朝食バイキングは何時〜何時までだったか時間を覚えてないし、公式サイトやをじゃらんを見ても書いていません。ぴーぱーは8時頃行ったと思います。(チェックイン時に渡された案内書に「朝7時開始」と書いてありますが終了時間は書いてません)

昨日はガランとしていたレストランで、仕事と思われる男性が数人食事していました。平日はビジネス利用者が多いようです。

奥のキッチンでは地元の奥さんらしき方が働いてます。

確かに手作り感満載の朝食です。右手前の大鍋は温泉湯豆腐。嬉野温泉の名物のようです。

ホットプレートの目玉焼きがなくなると、次はオムレツが出て来ました。

ヨーグルトにも自家製シロップや蜂蜜を選んでトッピング♬

朝はフリードリンクコーナーにコーヒーがプラスされてました。

牛乳やジュースは冷蔵庫から出して飲んでOK。

目新しいメニューはないけれど、ちゃんと作ってる味で美味しい♪

カレーはココナツミルクが効いてるので好みが分かれるかも。

デザートもゆっくり頂きました。

長旅でホテルの朝食バイキングに飽きている時だったので、楽しい朝ごはんでした。

これで700円だったら絶対付けるべき。 連泊しても飽きないと思います。

泊まった感想

初めての嬉野温泉でしたが、思いがけない泉質にとにかく驚きました。公衆浴場や足湯、足蒸しもあったので、休日は賑わうのかもしれません。

山水グローバルインですが、想像していた宿とはちょっと違った部分もありました。

お風呂は掛け流しだけど、浴槽はかなり小さいです。それと1番の問題は、入浴可能時間が17:00〜24:00 / 6:00〜9:00ということ。

朝は良いとして、夕方は17:00〜って、、やはりここはビジネス利用者向けってことでしょうか?

ところで徒歩10分ほど離れたところに、2016年にオープンしたことぶきグローバルインという姉妹館があるんです。帰りがけに覗いてみましたが、こちらは純和風。山水グローバルイン同様、古い旅館を改装したようです。

そちらに宿泊した場合、朝食は徒歩10分、車で3分の山水グローバルインに食べに行かなくてはならないそうです!なかなか大胆な発想ですよね。

いずれにしても、2軒目に着手するなんて繁盛してるんだなぁと思いました。