中藤屋(那須湯本温泉)

2017年6月訪問

今回ご紹介するのは、那須湯本温泉 中藤屋です。

6年ほど前にも一度宿泊したことがあり、鹿の湯源泉掛け流し、トイレ付き、朝夕部屋食、お値段手頃と4拍子揃った宿です。

駐車場は建物の裏手。

全く看板が出ていませんが、中藤屋の駐車場だそうです。

駐車場の片隅には、鹿の湯源泉の分湯場があります。

周辺の宿はたいてい同じ源泉を使っているので、ここから配湯されるのでしょうか?そうすると、中藤屋は一番近いってことですか!?

中にはまだ透明の源泉が入ってました。

チェックイン可能時間の15時頃到着。荷物を持って、建物に入ります。

古いけど広いロビースペース。

ソフトドリンクの自販機あり。アルコールは部屋の冷蔵庫を利用するようです。

フロントでチェックイン手続きをして、お部屋まで案内してもらいました。

 

お部屋

ぴーぱーの部屋は3Fでした。

館内は階段移動なので、2F部屋希望の場合は予約時に相談してみるといいかもしれません。

今回じゃらんから予約したのは

プラン名:白濁の源泉かけ流し、湯めぐりプラン(2食付き)。那須の名湯「鹿の湯」の割引券あります。
部屋タイプ:和室8畳
土曜日泊/ 1人 ¥11,880円

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中藤屋では一番安い、スタンダードプランです。プランの違いは食事の違い。このプランだと9月〜6月は牛のすき焼き風小鍋がメイン、7,8月は冷やししゃぶしゃぶ等です。

もっと贅沢したい方は、ステーキやしゃぶしゃぶを付けるプランも選べます。いずれにしても、お料理のメインはお肉になります。

あとは部屋の広さでも値段が変わります。部屋の説明書きに「和室8畳は小さなお部屋ですので、10畳以上がお勧めです」と書いてありますが、8畳でも特に問題ないと思います。

いかがでしょう?

広縁もこの通り。

3Fなので眺めは良いですが、那須の宿に泊まると「廃墟ビュー」になることが多いのが残念です。

広縁の反対側。

冷蔵庫の中は飲み物ギッシリ。冷水ポットも入ってるのは嬉しいサービスです。

飲み物料金表。

冷蔵庫以外の注文はこちら。

シンプルな洗面台。お湯の蛇口をひねっても、お湯が出てこないのはご愛嬌。

トイレがウォッシュレット付きなのは素晴らしい。

部屋でのお茶淹れはセルフですが、朝食時に新しい茶器と交換してくれます。

浴衣とバスタオルに使い古し感がないのも良いですね。

お布団は無圧布団です。これは好みが分かれるかも。ちゃんと掛け布団カバーも替えてくれるので、清潔感は二重丸。

以前泊まった時より明るい印象のお部屋です。襖紙とか張り替えたのかもしれません。

wifiが飛んでるのも素晴らしいですが、ぴーは繋がりにくかったみたいです。ぱーは全く問題ありませんでしたけど。

1点困ったのは、壁が薄いのか隣の部屋のテレビの音や扉を開ける音がよく響くこと。声はあまり聞こえませんが、テレビの音はよく聞こえました。

公式サイトから予約すると特典があるようです。詳しくは公式サイトをどうぞ♬

 

大浴場 男湯

早速お風呂に行ってみましょう。階段から配湯所が見えます。

お風呂はフロントのすぐ横。

男湯の入口横に温泉番付表が掲示されてました。那須は関脇です。

その横には昔のこの界隈の地図があり、中藤屋も載っています。歴史が古いのかもしれません。

男湯の脱衣所。

このクラスの宿でこれだけ化粧品があ置いてあるのは良心的。

源泉は喜久屋旅館と同じ混合泉。やはりこの辺一帯の宿で、隣の配湯所のお湯を使っているようです。

浴室に入ると白濁のお湯で満たされた浴槽が2つあります。大きめの浴槽は熱め、小さい浴槽はややぬるめの設定です。

こびりつく湯の花。

 

大浴場 女湯

続いて女湯です。

こちらも化粧品あり。

女湯の分析書。男湯と全く一緒です。

夜中に一度、お湯を抜くようです。

確かに朝5時頃お風呂にきたら、片方の浴槽のお湯はまだ溜まりきってなくて腰湯くらいの量。ちゃんとお湯を入れ替えてるんだなぁと感心しました。

さて浴室です。なんだか以前より明るくなった気がします。

カランが黒いのは硫黄泉の証し。

女湯もぬるめと熱めの2つの浴槽があります。

浴槽に入るとザーーーーーッとお湯が溢れていくのは最高の贅沢です・:*+.\(( °ω° ))/.:+

女湯は給湯口にささった杭で、2つの浴槽へのお湯の供給量を調整しています。

中藤屋の良かったことは、立寄り湯の受入れ時間が〜15:00までだったこと。周辺の宿は休日でも受入れ時間が長く、夕方は立寄り客でお風呂が混み合い、ゆっくり入浴することができません。

それから、お風呂場の雰囲気も宿選びのポイントになりますよね。

喜久屋旅館もお湯は良いけれど、お風呂場の雰囲気は中藤屋の方が好きです。 松川屋はお風呂場の雰囲気は最高だけど、女湯は鹿の湯源泉の浴槽が小さいから不満かなー。

色々比べてみると、中藤屋の満足度はかなり高いかも♬

夕食

「夕食は、18時半頃お部屋にお持ちできると思います」と案内してくれたお兄さんに言われました。その通り、だいたい18時半頃に部屋に運ばれてきました。

メニューの説明は特にありませんでした。配膳の女性は「こちらはすき焼き風小鍋になります」とメインの案内だけしてくれて、忙しそうに火を点けます。

ぴーがグラスと栓抜きを持ってきたのを見た女性は、生ビール等は頼まれないと判断したようで、特に注文は聞かず「後ほどご飯お持ちしま〜す」と去って行きました。

揚げ物がないのがちょっと淋しいけど、料理はどれも美味しかったです。お魚がちょっと冷めてたけど、部屋食の場合は仕方ないですね。

お肉も美味しかったですよ♪

しばらくして、ご飯とお吸い物、デザートがきました。今年初のスイカです。

食後の片付けと、布団敷きはやや時間がかかりました。「朝食は8時頃になりま〜す」と言われて、その日は就寝しました。

朝食

ノックの音で目が覚めました。時計を見ると、朝7時半です!朝5時に起きてお風呂に入り、2度寝したら7時半でした!!

お布団を片付けてもらい、朝食前にもう1回お風呂へ。8時前に部屋に戻って待ってましたが、朝食がきたのは8時半でした。

野菜多めの朝ごはんです。朝からシュウマイって珍しいけど、意外と美味しかったです。

温かいおかずがないのがちょっと残念。冬も同じメニューだったらちょっと寒いかもしれません。

泊まった感想

久しぶりに泊まった中藤屋は、色々な点がぴーぱーの好みに合っていて良かったです。宿選びは人それぞれ。適度なほっとかれ感が、ぴーぱーには合っているようです。

是非とも再訪したい宿でーす♪