RENOVA OLD CiTY HOTEL(イスタンブール)

2025年9月訪問

イスタンブールの中心部で泊まったのは、RENOVA OLD CiTY HOTELです。旧市街まで徒歩圏内、agodaにもTrip.comにも ”無料駐車場あり” と書いてあったので予約しましまた。

この日の旅記事はこちら↓

というわけで到着しました。

ホテルはこの建物です。ざっと見た感じ駐車場は見当たりません。

事前にGoogleマップの航空写真を見て『もしかしたら路駐かも?』と思ってました。でも『建物横のゲート内が専用駐車場かもしれない』と期待もしていたんです。だって ”無料駐車場あり” ですから。

よくわからないので、少し先に車を駐めて聞きに行くことにしました。建物内に入ってもレセプションらしきものはありません。もしかしたら2Fかな?と思って階段を上ろうとしたら、後ろから声を掛けられました。オーナーみたいです。

名前を告げて予約してる旨を伝え、駐車場の場所を聞きます。するとオーナーは「駐車場はないよ」とあっさり言うじゃないですか!驚いて絶句するぱー・・・・・。

しばらく言葉が出ないくらい驚いたけど「でもagodaには無料駐車場ありって書いてあったよ」と反論すると「小さい車ならその辺に駐められるよ。でも君の車はvery very BIGだから無理だよ」と言います。どうやら隣のカフェでチャイを飲みながら、ぴーぱーの車が到着するのを見てたようです。

実は予約後に駐車場の件を問い合わせようとしたけれど、agodaのメッセージ機能は使えませんでした(そういうホテル、たまにあります)。メールアドレスもなく、問い合わせは電話のみです。仕方なくリクエスト欄に ”駐車場を使いたい” とだけ書いておきました。なのでそのことを言うと「あー、でも君の連絡先がわからなかったから」と言うんです。

このオヤジどうしてくれようか?d( ̄  ̄)

と考えていると「ほらあの黄色い看板がOtoparkだから。あそこに駐められるよ」と道の先の有料駐車場の看板を指さします。「いくら?」と聞いたら「I don’t know」だそうです。

この返事にブチ切れ!!

怒りに震えるぱーを見て「わかった。一緒に行くよ。あそこのオーナーは友達だから話してあげるよ」と言いました。値段は知らないけど友達なんですね。仕方なく彼について駐車場に行きます。先に行った彼が「24時間10ユーロだって」と言いながら、ぴーぱーの車を誘導します。車で待ってたぴーよしは「路駐してる車がどんどんレッカーされてるから路駐は危ないよ」と言うし、仕方ありません。

トルコにはOtoparkと呼ばれる有料駐車場がたくさんあります。空いてる時はこの程度でも、お客が来れば隙間という隙間にどんどん車を入れさせます。通路に駐めた車は鍵を預けてスタッフが動かします。驚くくらい寿司詰め状態で車を駐めるやり方は、むしろ感心するくらいです。

24時間10ユーロという金額はもしかしたら外国人価格かもしれないけれど、旧市街周辺では ”駐車場10ユーロ” というホテルがいくつかあったので『まあ相場かなぁ』と思うことにしました。そもそもホテル代が安いので、駐車場に10ユーロ払っても合計で7,000円ちょっとです。

料金は出庫時に払いました。向かいのカフェで係の男性がチャイを飲んでるので、声を掛けて支払います。トルコでは、チャイを飲んでおしゃべりしながら店番をしてる男性が多いです。

不本意ながらもなんとか車を駐めて、ホテルに戻りました。

パスポートのコピーをとってチェックイン手続き。まだ12時だけど部屋に入れてくれました。イスタンブールのホテルは大抵無料でアーリーチェックインが可能です。空港送迎は下記の通り。

エレベーターはあるけど動きません。階段を上ります。

 

お部屋

部屋は日本でいう3Fでした。チェックイン前の部屋はドアが開いてます。

今回agodaで予約したのは、ダブルまたはツインルーム。朝食付きで5,600円です。

部屋はトリプル仕様で、掛け布団は布切れ一枚です。

窓からの眺望はこんな感じ。細い路地だけど交通量は多くてまあまあうるさいです。しょっちゅうレッカー車が来て取り締まってます。

部屋の奥にクローゼットとテレビ。

テレビの上にエアコンが付いていて、よく効きます。

クローゼットの中にタオルとスリッパ。

カップと湯沸かしポットはあるけれど、ティーバッグとかコーヒーはありません。

冷蔵庫は冷えが悪いです。

バスルームを見てみましょう。

石鹸とドライヤー完備の洗面台。

シャワーはちゃんとお湯が出ます。

部屋の鍵は大きくて持ち歩くのが大変です。

古い部屋だけど問題なく過ごせます。Wifiの繋がりも悪くないです。

 

朝食

朝食は8時〜10時まで最上階のテラスで食べられます。階段を上がって行くと、

上りきったところに食べ物が置いてありました。

まずはパンです。甘いお菓子系のパンもあります。

そしてチャイ。チャイの入れ方もだいぶ慣れました。

その奥が食べ物です。トルコの朝食の定番メニューが置いてあります。

ジュースがあるのは嬉しいけれど、多分コレ、粉ジュースですね。

トルコの朝食の卵料理は、必ずと言っていいほどゆで卵です。オムレツとか目玉焼きは見た事ありません。あ、チョルルで泊まったホテルは目玉焼きのオーダーがありましたね。

野菜は絶対きゅうりとトマト、ピンクのハムも必ずあります。
それから気になるのがジャムです。ズラッと並んでてさもメニューが多そうに見えますが、所詮ジャムです。ぴーぱーの間では、これを ”ジャム詐欺” と呼んでますd( ̄  ̄)

全部取ってきてこんな感じ。
このホテルもそうだけど、牛乳が置いてあるホテルは少ないです。ヨーグルトも大抵ないですね。

トルコの朝食はポテトフライが定番ですが、ここはフライじゃなくてジャガイモ炒め。

特別眺めが良いわけではないけれど、テラス席は雰囲気があります。こんなに宿泊客がいました。

 

泊まった感想

駐車場の件は非常に不愉快だったけど、立地は悪くないです。初日の午後だけでイスタンブールの一通りの見どころを歩いて回れました。朝食付きでこの値段もコスパは高いです。

季節的な理由もあるかもしれませんが、今見ると、さらに1,000円くらい安くなってます。この場所と内容で4,000円台前半はコスパ高し!

ただ車で行くのはやめた方がいいです。路駐してるとレッカーされかねないし、Otoparkもタイミングによっては駐められない可能性もあります。

建物が古いのが気にならなくて公共交通機関利用の人には、選択肢の一つとして紹介できるホテルです。