Camping Nieu Whof(テルシュール)
2025年6月訪問
スキポール空港の近くで安いキャンプ場を探して見つけたのが、Camping Nieu Whofです。
アムステルダムに近いところはとても高くて、結局ここまで離れてしまいました。周辺にもいくつかキャンプ場はありますが、このキャンプ場が一番安かったです。
前々日に公式HPからメールで空き状況と値段を確認しました。値段は公式HP通りで間違いなく、電気とWifi込みで2人で21.50ユーロです。メールを見たら必ず返事をください、と書いてあります。なかなかしっかりしたキャンプ場です。
というわけで15時頃到着。
レセプションを探してウロついてみましたが、それらしきものは見当たりません。ちょうどオーナーみたいな家族が通りかかったので『何か言われるかな?』と期待したけれど、素通りされました。
思い切ってこちらから声をかけたら、若奥さんが「あー」と言って、ようやく対応してくれました。
暗い納屋の中に案内されて、お父さん、お母さんと握手をして挨拶。現金で支払いを済ませると、若奥さんがチャリでサイトに案内してくれます。
手前にサニタリー棟があり、サイトはその奥です。
奥には芝生のスペースが広がってます。
サイトは区画がなく、生垣に沿ってキャンピングカーが並んでます。
ぴーぱーは4番のサイトを使うように言われました。
水道と電源設備は2つのサイトで共用です。
区画がない横並びのサイトは昨日泊まったCamping “Erve Beernink”みたいです。昨日より少し区画が広いから多少使いやすいけれど、やはりこのタイプは両隣に気を遣って落ち着きません。
サニタリー棟を見に行ってみましょう。Googleマップのクチコミで「トイレの数が少ない」と書かれていたので、最初はこの2つがトイレかと思いました。でもここは閉鎖されていて開きません。
Wifiのアンテナが電柱灯に付いていて繋がりやすいのは助かります。
角を曲がるとすぐにケミカルトイレの看板が立ってます。
中はこんな感じです。
さらに進むとサニタリー棟の入り口があり、手前に食器洗い場が3つあります。
お湯も出ます。
中に入ると正面のドアが男子トイレとシャワールーム。
ドアの横に洗濯機と乾燥機があります。料金は上に置いてあるボックスに入れるシステムのようですが、値段はわかりません。横に置いてあるドーム型の機械は、昨日のCamping “Erve Beernink”にもありました。『何かな?』と思ったら、脱水機みたいです。画期的なアイテムです。
アイロン設備もあります。
そして中にも食器洗い場が3つあります。これだけあると待ち列もできません。
奥に進んでみましょう。
一番奥に女子のトイレとシャワーがあります。
手前にトイレが2つ。
奥にシャワーが1つです。
シャワーとトイレの数は男子も一緒です。
2つのトイレの横に個室洗面台があることにしばらく気づかず、毎回食器洗い場で手を洗ってました。
女子トイレを出て入口の方に戻る途中に、車椅子用のトイレとシャワーがあります。
泊まった感想
設備は質素だけれど、この値段で電気とWifi付きは安いと思います。通年料金が変わらないのも魅力です。
全体的な雰囲気は昨日泊まったCamoing “Erve Beernink”にすごく似てます。常連さんが多いようで、みんな知り合いみたいです。お互いのキャンピングカーを訪ねあって、イスに座ってお喋りしてます。
ぴーぱーは外国人だし一晩しか泊まらないから気にしないけど、初めて来たヨーロッパ人は、溶け込むのに苦労するのでは?と心配になるほどです。
ヨーロッパのキャンプ場は一種の社交界みたいです。一つのキャンプ場に長居する人が多いので、自然とコミュニティができるのかもしれません。そしてそのコミュニティに馴染めないと、居心地悪くなるのでは?とも思います。全てのキャンプ場がそうではないけれど、ここはすごくそういうのを感じます。昨日のCamping “Erve Beernink”も同様です。
単なる通過点でしかないぴーぱーにとってはあまり関係ないけれど、長い休暇を過ごすためのキャンプ場選びは大変そうだなぁ、と思いました。
妻のぱー:宿選び担当
温泉宿からビジネスホテルまで様々な宿を紹介しています。予算の都合で高級宿レポは少なめですが(笑)、宿選びの参考になったら嬉しいです。
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