指宿シーサイドホテル(指宿温泉)
2023年5月訪問
今回ご紹介するのは、指宿シーサイドホテルです。
宿泊料金が高い指宿温泉で、”部屋から海が見えるホテル” としては一番安かったので予約しました。
というわけで、到着。
周りには何もなく、海辺にポツンと建ってる感じです。ホテルに辿り着くまでの道のりにも何もなくて、『本当にこの先にホテルがあるんだろうか?』と思ったくらいです。
駐車場は建物の奥で海沿いです。
駐車場側から建物を見るとこんな感じ。
ここが満車になったら、
建物手前に広大な砂利の駐車場があるので、こちらに駐めてください。
荷物を持って建物に向かいます。
中に入ると、やや昭和を感じるロビー。
窓際にはイスとテーブルが並んでます。
夏季限定ですがプールもあります。
少し奥まった所にフロント。
フロントは2人体制で、アロハシャツを着たスタッフが対応してくれます。そういえば以前泊まった指宿いわさきホテルのフロントスタッフもアロハシャツ着てました。指宿のホテルはお決まりなんですかね?
チェックイン手続きを済ませたら、鍵を受け取って部屋に向かいます。
部屋に行くエレベーターの前にアメニティが置いてあります。
サイズ違いの浴衣も置いてあるので、必要な方はここからどうぞ。
お部屋
お部屋は4Fでした。
今回JTBで予約したのは
プラン名:◆【平日限定】朝日を望む温泉大浴場♪
純度100%泉質自慢の宿を観光・ビジネスの拠点に【素泊まり】
部屋/部屋数:和室 禁煙 海側/1室
平日泊:3人一部屋 1人 / 8,000円(入湯税別)
JTBの公式サイトで予約しましたが、るるぶトラベルプランです。プラン内容と金額はじゃらんと同じで、JTBだけ旅行支援が使えたのでそちらで予約しました。
公式サイトにもじゃらんにも ”海側和室” と書いてあるだけで、具体的な広さは書かれていません。
広さは十分ですが、公式サイトに ”一般客室” として掲載されてる部屋より古い感じです。
とはいえ、
海はよく見えます。
奥の小部屋は何かな?と思ったら、
クローゼットと姿見があります。着替え部屋ですかね。
クローゼットにタオルと浴衣が入ってます。
小部屋の横にテレビと金庫。
テーブルの上にお茶菓子が置いてあります。
押し入れの横の棚の上に、冷水ポットとお茶セット。
その下に冷蔵庫。
素泊まりだったので、布団は自分達で敷きました。
入口の方に戻って、
上の写真、正面のドアがトイレ。
その横のドアを開けると洗面台。
ドライヤーは壁掛けだけど、本体は新しいものに替えてあります。
洗面台の向かい側がお風呂。
入らなかったけど、かなりしっかりした浴槽です。
最後に玄関です。
スリッパが5足あるので、定員5名の部屋なのかもしれません。
それでも部屋鍵は一本。5人で泊まっても一本ですよね!?
広いけど古い部屋です。古い部屋によくある特徴として ”コンセントの数が少ない” というのがありますが、この部屋もそうでした。それにしても『建築当初は高級な旅館だったんだろうな〜』と思わせる部屋の造りです。
ところでこのホテルの最大の欠点は、露天風呂付き客室以外は部屋でWifiが使えないこと。1Fロビーか食事会場では使えるそうです。
で・す・がー、ぴーぱーの部屋は使えました!
ロビーの真上あたりの4F部屋だったので『もしかしたら、、、』と思って繋げてみると、少し遅いけど使えました。低層階も、たまにはいいことありますね(^人^)
大浴場
館内を見学しながら大浴場に行ってみましょう。
泊まった4Fのエレベーター横に自販機コーナーがあります。
アルコールとソフトドリンクの自販機、製氷機は3Fと4Fにあるそうです。
アルコールの種類と値段はこんな感じ。
エレベーターで1Fにおります。
チェックイン時に説明された通り、フロント前を通って奥に進みます。
フロントを通り過ぎると売店があります。
売店の向かいにラウンジ。
その横が食事会場サンライズ。
さらに進んでいくと、この階段にぶち当たるんです。
えっ!!!! この階段を下りるんですか!?
下りるみたいですd( ̄  ̄)
仕方なく階段を下りてみると、
下に自販機。
そして、その先でまた階段上る!!
階段を上ると、また通路。通路の横には、先ほどとは違う食事会場があります。
そして、さらに階段です!!!
暖簾のかかった階段を上った先に、ようやく大浴場が見えてきました、、、。
実はぴーぱー、足の悪い高齢の母親を連れて旅しています。以前知らずに、20段くらいの階段を上り下りしないと大浴場に行けない宿に泊まってしまったことがあり激しく後悔しました。それ以来、宿を予約する前には入念にバリアフリー情報を調べているんです。
今回指宿シーサイドホテルを予約する際にも、 ”お風呂に行くのに階段を使わなければいけない” というクチコミを見つけました。どのくらいの階段なのかホテルに電話してみたら「13段です」と言われました。微妙な長さなので母に相談したところ、頑張って歩く!というじゃないですか。なので思い切って予約したわけです。
それなのに、階段は13段どころじゃありませんよ!!
最初は絶望しましたが、その後落ち着いて考えました。大浴場の暖簾手前の通路沿いには、個室食事処のようなものがあります。あの食事処に行くために階段を上り下りさせるなんて、有り得るでしょうか?
おかしいと思って食事処周辺を入念に観察してみると、エレベーター発見!!
それに乗って4Fで下りたら、階段を上り下りしないで部屋に戻れました・:*+.\(( °ω° ))/.:+
これが4Fのフロアマップで、泊まったのは左側のエレベーターのほぼ前の部屋です。よく見ると一番右の奥にもエレベーターがあり、それを使えばお風呂の暖簾がかかってる階段の前までは車椅子でも行けるんです。
フロントの人は不親切ではなかったけれど、できればこの行き方をチェックイン時に教えて欲しかったなぁ、、、。
改めてここからやり直しです。この階段だけは絶対に上らないと大浴場には行けません。
大浴場の手前には10分100円のマッサージ機。
マッサージ機の並びにソフトドリンクの自販機と冷水機があります。
手前が男湯、奥に女湯があります。
指宿シーサイドホテルの人気の秘密は、ホテル内で砂むし体験ができること。
大浴場と砂むしの利用時間は下記の通りです。
まずは男湯からです。
脱衣所はまあまあ広く、壁沿いの棚には脱衣カゴがずらっと並んでいます。洗面台は3ヶ所、男性用化粧品と綿棒、ティッシュが置いてあります。.
分析書が掲示してありました。源泉名は、潟山45号。源泉温度45.8℃、PH7.1のナトリウム-塩化物強塩温泉です。加水加温、循環、塩素全てなしの掛け流しです。
脱衣所からは、浴室に行くドアと砂むしに行くドア2つあるので間違えないようにしてください。
浴室は広く、窓に沿って大きな浴槽が1つあります。反対側に洗い場がたくさんあり、ボディソープ、シャンプー、コンディショナー完備です。浴室はそれだけ。非常にシンプルな造りです。
緑がかったお湯はちょっと濁っていて、すごく塩っぱいです。塩素臭が全然しないと思ったら、入ってないんですね。なかなか良いお湯です。
続いて女湯です。
女湯へは、砂むし温泉を眺めながら辿り着きます。
砂むしスタッフがここで大浴場に行くお客さんを見ていて、脱衣所に入ると「砂むしやりますか?」と声をかけてきます。
男性も同じ場所で砂むし体験です。男湯からの出入り口が見えますよね。
砂むしの詳しい案内は、公式サイトをどうぞ。
女湯の脱衣所も、まずまずの広さ。こちらも洗面台は3ヶ所くらいで化粧品、ティッシュ、綿棒が置いてあります。温泉分析書は男湯と一緒です。
浴室は広くてシンプルなのは男湯と同じですが、女湯の方が窓が多いです。普通は逆のような気がしますけどね。公式サイトのお風呂の写真は女湯です。
洗い場のレイアウトも若干違いますが、数が多いことは一緒。石鹸の種類も一緒です。
そしてこれは男女共通ですが、砂むし場には脱衣所からも浴室からも行けます。これは便利ですね。
泊まった感想
古いホテルですが、値段と立地を考えたらコスパは悪くないと思います。部屋から海がよく見えるし、周りが静かなせいか波の音も聞こえます。
お湯もなかなか良かったですが、館内に階段が多いので注意が必要です。
部屋でWifiが使えないホテルは最近は滅多にありませんよね。これはそろそろ改善したほうがいいんじゃないかと思いました。
妻のぱー:宿選び担当
温泉宿からビジネスホテルまで様々な宿を紹介しています。予算の都合で高級宿レポは少なめですが(笑)、宿選びの参考になったら嬉しいです。
-
前の記事
本土最南端へ 〜5特攻隊 開聞岳 最南端駅 2023.12.24
-
次の記事
本土最南端へ 〜6佐多岬 ゼロ戦の秘密確認 2023.12.30