一望千里・御湯宿中屋(越後湯沢温泉)

2020年10月訪問

久しぶりに越後湯沢温泉に行くことになりました。

選んだ宿は、一望千里・御湯宿中屋。駅から少し離れた高台にある、眺めの良い宿だそうです。

というわけで、到着しました。

駐車場は道路を挟んだ向かい側。縦列駐車で停めて、鍵を預けるシステムです。

駐車場の横から新幹線の線路が見えました。

荷物を持って建物に向かいます。

玄関に貸自転車(有料)がおいてありました。

中に入ると広々したロビー。

チェックイン可能時間の15時ちょっと前でしたが、すでに先客が1組いました。フロントは1人。忙しそうにチェックイン手続きを進めています。

「順番にご案内しますので、座ってお待ちください」と言われたので、フロント横の数段上がったスペースに座りました。公式サイトによると、ここは ”夢の間〜雪蛍〜” のようです。色々な本が置いてありました。

フロントの右奥にはお土産コーナーもあります。

15時になると、まずは先客が部屋に案内されていきました。案内係も1人です。

上の写真左側に、喫茶コーナーあり。

ようやく案内係の男性が戻ってきました。笑顔でぴーぱーの荷物を持ち、部屋に案内してくれます。

ちなみに、ぴーぱーの後にも案内待ちのお客さんがいます。さらに連泊の方でしょうか?「駅まで車で送ってもらえますか」というお客さんまで現れました。

フロント1人、案内係1人。「15分ほどお待ちください」と返事してましたが、『送迎は誰が行くんだろう、、?』と余計な心配をしたぱーでした。

 

お部屋

案内された部屋は3Fでした。

今回JTBで予約したのは、湯ノ沢館 和室12畳+踏込。JTBプランとしては一番安い部屋です。

ところが、こんなに広々・:*+.\(( °ω° ))/.:+

広縁も2つ付いた贅沢さです。

1つ目の広縁は、やや物置きの印象。

押し入れがあるだけです。

もう1つの広縁の方にイスとテーブルがあります。

なかなか座りやすいイスでしたよ♪

冷蔵庫の中にはビール、日本酒、ウーロン茶等が入ってます。

部屋でのお茶淹れはセルフです。こんな時ですから全く問題ありません。

窓の外は、山。新幹線ビューの部屋もあるようです。

テーブルの上に草餅とおつまみ。部屋の鍵は1人1本もらえます。

クローゼットの中に浴衣やタオル類。金庫と消臭剤も入ってます。

あ、浴衣じゃなくて作務衣でした。

色違いの袋の中には、男女別のアメニティが入ってました。

テレビの横の扉の奥は、

洗面所。

男性用のヘアトニック(?)と、袋の中はドライヤーです。

洗面所の横にお風呂。

大浴場の石鹸は、POLAの別シリーズのものでした。

最後に、

玄関入ってすぐに、トイレ。

手洗い場、ペーパータオル、ウォッシュレット完璧です。

広々として居心地の良い部屋ですが、公式サイトの部屋情報にはこのタイプの部屋は見当たりません。また、じゃらん等の予約サイトにも該当する間取りがないんです。

なので『一体、どんな部屋なんだろう、、?』と心配してましたが、ご覧のように何の問題もありません。値段重視の方にはオススメです。

また公式サイト、各種予約サイトには書かれていませんが部屋でWifi使えました・:*+.\(( °ω° ))/.:+

 

大浴場

館内を見学しながら大浴場に行ってみましょう。

建物は湯ノ沢館、湯ノ坂館、湯峠館に分かれていて、それぞれ部屋の趣きが違うようです。

「入り組んでる」というほどではありませんが、思いがけない廊下やエレベーターがあって戸惑うこともありました。

大浴場は4Fですが、先に1Fに行ってみることにしました。

1Fでエレベーターを降りたら、フロントと反対方向に進みます。

まずは自販機。

缶ビール350ml/400円、500ml/600円はイイお値段ですね。

こちらは喫煙所。もしかして、昔はカラオケルームだったとか!?

無料で使える卓球台もありました。予約もいらないそうです。←公式サイトより

ようやく4Fにやってきました。

スリッパ入れは男性用スペースと女性用スペースに分けられていて、お風呂の混み具合がわかるようになっています。

奥が女性風呂、手前が男性風呂。男女の入れ替えはありません。

残念ながら、お風呂は撮影禁止でした。

脱衣所は明るく、適度な広さ。脱衣カゴは間引いて置いてあります。さらに、カゴの中に敷く使い捨てのビニールシートまで置いてありました。無料の貴重品ロッカーもあります。

化粧品がずらっと並んだ洗面台兼パウダーコーナーは、5人分。洗面台の端にウォーターサーバーが置いてありましたが、水は出ません。ぱーは使いませんでしたが「ドライヤーが動かない」と言ってる人もいました。

てっきりコロナの影響で両方とも利用できないようにしているのかと思いましたが、男風呂のウォーターサーバーは使えたそうです。不思議ですね。

浴室に入ると、まずは掛け湯がありました。使ってみてびっくり!物凄くぬるいです!!だって、ほぼお湯は供給されてないんですよ。つまり溜まり湯です。

気を取り直して、洗い場に行きましょう。

洗い場にはクレンジング、洗顔料、パックまで置いてありますが、特に宿オリジナルというわけではなく、よく見かける品ばかりです。もちろん、あるだけ嬉しいですけどね。

まずは内湯に入ってみました。内湯、ぬるいです。男湯もぬるかったそうです。

考えられる原因としては、供給されるお湯が出たり止まったりしていることです。たま〜に、こういうお風呂ありますよね。

給湯量で湯温を調整しているのかもしれませんが「掛け流し感」が薄まって、ちょっと物足りなくないですか?さらに、ここの源泉温度は43.4℃。出したり止めたりするほど温度は高くないと思うのですが、、?

また浴槽は大きめですが、半分くらい寝湯になっているので、肩まで浸かれるスペースはそれほど広くないです。湯量がそれほど多くないのかもしれません。

露天に出てみます。公式サイトの写真通り男女ともに屋根なしで、開放感のある露天風呂です。

露天のお湯は、内湯より熱め。内湯と露天では、結構温度差があります。露天は浴槽内でお湯が供給されるようになっていますが、やはり出たり止まったりしています。

また屋根なしなので、朝は日差しをモロに受けます。眩しくてゆっくり浸かっていられません。

塩素は入っていないそうなので塩素臭はしませんが、かといって温泉の匂いがするわけでもないんです。ややヌルヌル感はありますが、期待していたほどのお湯の良さを感じなかったのは残念でした。

 

夕食

2食付きと朝食のみプランの金額差が1人/1,200円だったので、2食付きにしてみました。JTBプランに書かれている食事場所は、部屋食 or 個室食事処(選べません)。

公式サイトを見ると「お食事は、4名様まではお部屋で、5名様以上は食事処にてお召し上がりいただいております。」とのこと。実際、ぴーぱーは部屋食でした。

チェックイン時に希望時間を聞かれます。17:30、18:00、18:30の三択でした。さらに、ご飯は1人ずつの釜炊きで、炊き上がるのに40分くらい(確か)かかるとのこと。料理の配膳と一緒に炊き上がったご飯を持って行くか、または後から火を付けるかも確認されました。

お願いした18:30になると、食事が運ばれてきました。

品数豊富です♪

本日のお品書き。

参考までに、部屋に置いてあった飲み物メニューを載せておきます。

冷蔵庫に日本酒が入ってましたが、種類は他にも選べるようです。

追加料理の注文は、18:00までにどうぞ。

食前酒は、すぐり酒。

先付です。手前のお皿は、香物替の旨塩や豆味噌。

先付と、お造り。お造りは寒八と平目です。

煮物は、蟹がのった餡掛け。出汁が効いてて美味しかったです♪

お凌ぎの黒米麺と、茶碗蒸し。

赤魚幽庵焼き。

越後もち豚蒸籠蒸し。

もち豚がすごく甘くてジューシー♪ また、敷いてある魚沼産キノコも肉厚で美味しかったです。

後から揚げ物と、

デザートが来ました。

ご飯とお吸い物を頂きます。

高級な食材はありませんが、彩りも良く品数豊富でどれも美味しかったです♪公式サイトやじゃらんには「越後もち豚のスペアリブ」が自慢料理と書かれていますが、ぴーぱーのプランは「もち豚蒸籠蒸し」でした。

最初は『あれ!?』と思いましたが、越後もち豚美味しいー!!・:*+.\(( °ω° ))/.:+ 好みもあるでしょうが、スペアリブよりさっぱり食べられて良かったです。

お布団敷きの時に朝食の時間を聞かれたので、8時にお願いしたら「7:50でもいいですか?」と言われました。刻みますね。

朝食

「朝食の20分くらい前にお布団上げに来ます」とのことだったので、7:30から部屋で待機。

お布団上げ後、朝食が運ばれてきました。

朝食は純和風です。

名前は忘れましたが、新潟の郷土料理だそうです。昨日の煮物同様、お出汁が効いた一品です。

ご飯、味噌汁、香の物。

ご飯はお櫃ジャーでもらえます。

泊まった感想

お風呂がやや残念でしたが、決してお湯自体が悪いわけではありません。給湯量が少ないだけです。給湯量をもう少し増やしてくれたら、もっと良くなると思うのにー、、、。

それでも、紅葉が始まる前だったのでお安く泊まれたので満足♪ 朝夕部屋食で10,000円ちょっとで泊まれるなら、リピート間違いなしです。

越後湯沢で宿をお探しの方、一望千里・御湯宿中屋はいかがですか!?季節によって値段が変わるので、安い時を狙うとお得ですよ♪