グランドプリンスホテル広島(瀬戸の湯)
2020年1月訪問
今回ご紹介するのは、グランドプリンスホテル広島です。
公園の大部分が瀬戸内海国立公園特別地域に指定されている、元宇品公園に隣接して建っているグランドプリンスホテル広島。以前から一度泊まってみたいと思っていたんです。
到着してみると、ホテル前から海沿いに遊歩道が伸びていました。
その日は天気が良かったので、大勢の人がお散歩を楽しでいました。
またホテルの前からは宮島行きの高速船が出ています。(高速船公式サイトは→こちら)なので、てっきり宮島の目の前に建っているんだと思いこんでいましたが、実際は一般的な宮島行きフェリー乗り場からは23kmも離れてます。
予約時は、その辺りをお間違いのないようご注意ください。
さて到着しました、グランドプリンスホテル広島。
懐かしの赤坂プリンスホテルを小さくしたような外観です。←と、ぱーは思いました
駐車場は、こちらのタイムズを利用します。宿泊者は1泊500円です。
440台駐車可能だそうですが、ホテル利用者のみならず周辺施設の利用者も駐車するので結構混んでます。
また入口から離れているので、荷物が多い場合は先にホテルで荷物をおろすことをオススメします。
車を停め、アーケードを通って入口に向かいました。
中に入ると吹き抜けのロビー。
ロビーの奥の方にはコンビニもあります。
チェックインカウンターの前には行列ができていました。
ようやく順番がきてチェックイン手続きを終えましたが「ぴーぱー様のお部屋は最終チェック中ですので、もう少しお待ちください」と言われてしまいました。14:00からチェックイン可能ですが、到着したのは16:00過ぎです。
少しロビーで待った後にお部屋まで案内してもらいましたが、周辺の部屋はまだ掃除中のところもありました。清掃が追いついていないようです。
お部屋
お部屋は9Fでした。
今回公式サイトから予約したのは
プラン名:【Prince Basic Member】朝食・温泉付き 《ベストレート保証》
客室タイプ:スーペリアフロア ツイン(禁煙部屋)
土曜日泊:1部屋 / 15,940円
23㎡のツインルームです。じゃらんには “スタンダードツイン” として掲載されています。
2ヶ月ほど前にじゃらんと公式サイトを同じプランで見比べた時はじゃらんの方が安かったんですが、直前にもう一度見直すと公式サイトの方が安くなっていたので、そちらから予約しました。
【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!部屋の説明書きには眺望は特に書かれていませんが、公式サイトの同タイプの部屋の写真では海が見えています。
この部屋はどうでしょう!?
カーテンを開けてみると、正面ではありませんが瀬戸内海が見えました♪
窓際にイスとテーブル。
テレビはやや小さめ。
机の上もシンプルです。
ベッドはシングルサイズが2台入ってます。
入口の方に戻って、
クローゼットスペースにウォッシャブルスリッパ。
上の棚には館内着 兼 ナイトウェア。
ロングの1枚ものです。
これとスリッパで館内にある温泉に行くことができます。
その横に冷蔵庫やグラス類。
冷蔵庫はプリンス特有の小さいサイズです。
ユニットバスルーム。
一応 “グランドプリンスホテル” なので、
タオルやアメニティは色々置かれていました。
使わなかったけど浴槽は大きめ。
9Fのフロア図。赤い点が付いてるのがぴーぱーの部屋です。
公式サイトの客室一覧を見ると、部屋タイプの違いに眺望は全く書かれていません。でも下のフロア図を見る限り、海の見えない部屋もあるのではないかと思います。
じゃらんのプラン案内には【※ご宿泊いただくお部屋の向きや階数により、景色の見え方が異なります。あらかじめご了承下さい。】とだけ書かれています。どのように部屋の割り振りをしているのでしょう?
設備は古いですが、リゾート感のある部屋です。Wifiも問題なく使えました。
ただ窓が全く開けられないので、少し息苦しさを感じました。空調の問題かもしれません。
広島温泉「瀬戸の湯」
館内を見学しながら大浴場に行ってみましょう。
下の写真右側のグレーのドアが、ぴーぱーの部屋。スタンダードツインルームです。
奥に見えるちょっとゴージャスなドアは、53㎡のラグジュアリーファミリー ビューバス付きのようです。中国人と思われるファミリーが楽しそうに出入りしてました。お金持ちですね。
廊下の途中には製氷機もありました。
エレベーターの台数が多く、ほとんど待たされることがなかったのは、さすがプリンスホテル。
3Fに降りてくると、瀬戸の湯の標識あり。
矢印に沿って進むと入口がありました。
その横にリラクゼーションルーム。
瀬戸の湯は、立ち寄り利用もできます。
湯上り処や待ち合わせ場所としての利用に、便利そうな部屋です。
改めまして、瀬戸の湯です。中に入るとカウンターがあり、部屋番号を告げるとロッカーキーとタオルをくれます。
この瀬戸の湯に関しては注意点があります。”グランドプリンスホテル広島=温泉付き” と思いがちですが 、宿泊者全員が無料で利用できるわけではありません。
グランドプリンスホテル広島にはたくさんの宿泊プランがあり、一番安いのは返金不可の素泊まりプランです。その場合、今回ぴーぱーが泊まったスタンダードツインなら1人4,000円弱で泊まれます。2人で泊まって、一部屋8,000円しないんです。これは安い!
しかーし!素泊まりプランには朝食はもちろん、瀬戸の湯の入浴券も付いていません。本当にお部屋代だけです。別料金で瀬戸の湯に入浴することは可能ですが、大人2,000円、子供1,000円の入浴料(入湯税別)がかかります。
でも、プラン内容をよく読まずに予約してしまったのでしょう。瀬戸の湯のカウンターでは、入浴の件でモメている人を何人か見かけました。
子供を連れた外国人のお父さんは、はしゃぐ子供達を見て仕方なくお金を払っていました。家族4人だったら結構な金額です。
外国人のみならず、日本人のカップルもカウンターで彼氏が交渉していました。でも二人のプランには温泉券は付いていなかったようです。大人二人分で+4,000円の出費です。
温泉券付きプランの場合、その分金額は上がりますが、滞在中何回でも温泉に入ることができます。”温泉は1回入れば十分” という方は、プランによっては別料金で入浴したほうがお得かも。その辺りはご自分のスタイルに合わせて、宿泊プランを検討してください。
さて、温泉付きプランだったぴーぱーは、入浴セットを受けとってお風呂に向かいます。
残念ながら浴室内は撮影禁止でしたが、脱衣所及び浴室はとってもキレイ。浴室の洗い場には、各所にクレンジングと洗顔料が置いてあります。
浴室はそれほど広くありません。内湯は浴槽が2つとスチームサウナ、さらに露天風呂があります。お湯はぬるめで、ものすごく塩っぱいです。そして驚くほど透明なお湯でした。
内湯の1つの浴槽と露天風呂からは朝日が見えるので、日の出の時間帯はすごく混んでました。
泉質等の詳しい案内は、公式サイトをどうぞ。
朝食
今回ぴーぱーが利用したのは “朝食・温泉付き” プラン。本当は “温泉付き” だけで良かったのですが、残念ながらそういうプランはありません。
温泉を付けると、必ずセットで朝食もついてきます。ちょっと迷惑だけど仕方ありません。
朝食は、20Fなだ万で和定食 or 23Fトップ オブ ヒロシマで和洋ブッフェから好きな方を選ぶことができます。その日は混んでいたこともあり、ブッフェ会場がトップ オブ ヒロシマと、通常は朝食営業はしていない22Fのステーキ&シーフード ボストンの2会場から選べるようになっていました。
23Fトップ オブ ヒロシマと同じメニューだと言うので、比較的空いてる(と言われた)22Fのボストンへ。
店内に入ると、係の人が席に案内してくれました。
さて、何を食べようかな♪
まずは、焼き魚。
お好み焼き、肉じゃが、白身魚フライ。
ベーコン、ソーセージ、スクランブルドエッグ。
グラタンや温野菜と、一般的なメニューが並んでます。
こちらは湯豆腐と、おかゆ(?)。
パンの種類は豊富です。
シリアルもあり。
サラダコーナー。
少し離れた特設コーナーには、おせち料理が並んでます。
紅白かまぼこや、ひじき煮、しらす。
なますや伊達巻の他に、重箱一杯の梅干しや子持ち昆布もありました。
ドリンク類。
ぴーは、いつもの洋食メニュー。
ぱーは、お好み焼きとか少し変わり種も頂いてみました。
その後、瀬戸内海産の釜揚げしらすと豚汁。
牡蠣カレーは、大粒の牡蠣が入っててびっくり。←苦手な人にはオススメしません
コーヒーとデザート。
オムレツや目玉焼きを作ってくれるライブキッチンもないし、ご当地メニューもイマイチな内容。ちょっとガッカリな朝ごはんです。
これで素泊まりプランとの金額差は2,200円(税込)。あー、、だから朝食は付けたくなかったのに、、、。
唯一良かったのは、この景色。
朝食料金の半分は景色代でしょうか!?
空いてれば、窓際に座るのがオススメです♪
泊まった感想
以前から一度泊まってみたいと思っていたので、ようやく念願叶いました。眺望はなかなか良いですね♪ 部屋の広さや設備も悪くありません。
今回泊まったのはお正月でしたが、上手くピークを外すことができたので1人7,970円で泊まることができました。コスパ的には満足です。
プリンスホテルは平日と休前日の金額差が大きいので “いつ泊まるか” によって、満足度はかなり違ってくると思います。
プランはたくさんありますので、ご自分のスタイルに合ったものを探してみてください。その際は、プラン内容をよーく確認した方がいいですよ。
妻のぱー:宿選び担当
温泉宿からビジネスホテルまで様々な宿を紹介しています。予算の都合で高級宿レポは少なめですが(笑)、宿選びの参考になったら嬉しいです。
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