お宿ひがしやま(那須温泉)

2017年6月訪問

那須に行くことになり、じゃらんで泊まる宿を探していると、見たことのない宿が目に入ってきました。それが今回ご紹介する、お宿ひがしやまです。

到着が遅くなりそうだったので、那須湯本温泉より手前にあるのも理想的。夕食の時間には間に合わないので、朝食のみ or 素泊りプランしかない点も安心です。

駐車場に車を入れ、荷物を持って玄関に入ります。伝えていた到着時間より若干早めだったので、宿の方が慌てた様子で出てきました。

チェックイン手続きをしている間に、ご主人らしき男性が荷物を全部部屋に運んでくれました。

チェックイン時に翌朝の朝食時間を聞かれます。8時、8時半、9時の設定だったので8時にお願いしました。

それから、朝食のメインをお肉にするかお魚にするか聞かれます。せっかくなので、1人ずつ別々のものをチョイス。「お肉はこの通り良いお肉ですけど、ちょっと小さめです」と言われました。

 

お部屋

手続きを終えると、奥様らしき方が部屋に案内してくれました。

ロビーに色浴衣が置いてあります。部屋にも浴衣はあるそうですが「女性の方はお好みでどうぞ」と言われました。

お部屋は2Fの201号やまゆりでした。

今回じゃらんから予約したのは

プラン名:【1日3部屋限定】★ひがしやま創業60周年記念プラン【1泊朝食付き / Bタイプ部屋】
部屋タイプ:和室Bタイプ(8畳+6畳+2畳)
土曜日泊:1人 / 6,480円

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2間続きの広い部屋です。

これが2畳の広縁。

翌朝の窓からの景色はこんな感じ。

部屋まで案内してくれた奥様が「お茶をお淹れします」と言ってくださいました。

アメニティはシンプル。

敷布団を2枚重ねにしようと思いましたが、扱いが難しそうな布団だったので諦めました。

6畳間にすでに敷いてある布団。

1つ注意点があります。最初から布団が敷かれていたので、てっきり帰るまでそのままかと思っていたら、朝食中に布団が片されてました!

油断してあまり部屋を片付けてなかったので結構驚きました、、、。皆さん気をつけてください。

入口の方に戻って、入口横に電子レンジと冷蔵庫。

冷蔵庫は空です。

上の写真、手前の扉がトイレ。

奥が洗面所とお風呂です。

アメニティ類は洗面所に置いてありました。

部屋の広さには大満足・:*+.\(( °ω° ))/.:+ 部屋でWifiも使えるし、居心地抜群の部屋でした♬

 

館内

館内を見学しながらお風呂に行きましょう。

こちらは2Fの寛ぎスペース。

アルコールも売ってる自販機。

自販機の横にカラオケルーム。

1Fにおります。館内は階段のみです。

バーコーナーもありました。以前は2食付きプランもあったようです。今でもアルコール類はここで注文できるみたいです。

お土産売り場もありました。

 

無料貸切露天風呂

まずは無料貸切露天風呂をご紹介しましょう。

お土産売り場の横に、露天風呂への出入口があります。

夜間のみの営業で、ここに部屋番号を書いて利用します。

チェックイン時に説明を受けたので急いで予約しましたが、 意外と人気がないようです。

このお風呂は荒天時は利用できません。

シンプルな湯小屋。

屋根のない、完全な露天です。

木の浴槽は、ちょうど2人サイズ。2人で浸かるとオーバーフローします。

公式サイト及びじゃらんの説明書きには、貸切露天風呂は「ゲルマニウム温浴」と書いてあります。つまり温泉じゃないということでしょうか!?

翌朝、ぴーが真相を確かめに行きました。

昼間の露天はこんな感じです。

お湯は止まってたけれど、中に石が入った袋がぶら下がってました。これが「ゲルマニウム温浴の素」のようです。

大浴場 男湯

お土産売り場を奥に進むと大浴場。自販機の並びに無料のマッサージ機があります。

この自販機はソフトドリンクのみ。

男女別大浴場には、それぞれ露天とサウナが付いてます。入口に冷水ポットが置いてありましたが、翌朝は空っぽ。以降、チェックアウト時までそのままだったのは残念です。

温泉分析書が掲示されていました。源泉は大丸温泉と書いてあります。 

旅館の規模から考えたら大きめの脱衣所。

男性化粧品が色々置いてあります。

脱衣所の分析書には、源泉は大丸温泉、山楽No1~15混合泉と書いてあります。

じゃらんの温泉情報では「掛け流し(加温)」となっていますが、公式サイトには特にそのような表示はありません。

小さい説明書きが貼られていました。状況により加水、加温あり。また塩素投入だそうです。

中に入ると広めの浴槽。

オーバーフローはせず、浴槽の端からお湯が溢れる造りになってます。

洗い場の数は十分です。

男性大浴場には洞窟風呂が付いてます。

入る前は『洞窟風呂に何の意味があるんだろう?』と思ってました。

でも、入ってみて多少の意味を見出しました。内湯は洞窟内の浴槽壁面からお湯が出ています。なので、洞窟内のお湯は多少温度が高いんです。本当に「ちょっと」ですけどね。

露天に入ってみましょう。

露天はやや小ぶり。

露天はこのように、お湯が出てくるのが見えて良いです。やっぱり温泉は、お湯が出ているのが見えないと “ちょっと物足りない” と感じてしまいます。

〜22:00までやってるはずのサウナは、20:00に覗いてみたけどやってませんでした。

いつやってるんでしょう?

大浴場 女湯

続いて女湯です。お風呂は翌朝10時まで入れます。これは嬉しい♪

化粧品は2種類。左側の資生堂のクレンジングと洗顔料は浴室にも置いてあるのですが、右側の雪肌精シリーズのクレンジグはこの洗面台にしか置いてません。

男湯と同じ分析書。

源泉については考え出すとキリがないのでやめます。

女湯も、出入口のところに本当に小さな説明書きが貼ってありました。

窓が多くて明るい浴室。

クレンジングと洗顔料は資生堂だけ置いてあります。

女湯はかまくら風呂です。

ぱーは、このかまくら内が気に入りました♪ 温度が高めなのもそうですが、このかまくら内に温泉の甘いお湯の匂いが充満してるんです。

1点残念だったことがあります。10時まで入れるお風呂ですが「多分」9時くらいで内湯へのお湯の給湯を止めてるようでした。

露天は最後までお湯が出てました。

朝食

朝食は「お食事処 かしわ」で頂きます。フロントの向かい側です。

個室あり、衝立あり。ゆっくり食事ができるよう配慮されてるお食事処です。

この日の宿泊客は3組。うまくバラして配席してくれる心遣いも嬉しいです。

案内された席には色々並んでました。

こだわりの朝食だそうです。

席に着くと、2杯分はある大きなお椀の具沢山味噌汁と、メインのお肉と魚を持ってきてくれます。

卓上に置いてある御釜のご飯は既に炊きあがってます。

こういう1人炊きのご飯で「美味しい」と感じたことは少ないですが、このご飯は美味しかったです。

お肉は確かにちょっと小さめだけど、朝から贅沢な気分になれます♪

認定証付き。

卵が4つ置いてあって「生で食べますか?目玉焼きにしますか?」と聞かれたので、それぞれ1個は生、もう1個は目玉焼きでお願いすると、このように卓上で目玉焼きが作れます。

これ、焼きすぎると固くなるから早めに食べた方がいいですよ。

お魚は鮭。分厚い切り身です。

デザートは自家製ヨーグルト。濃厚なお味でした。

かなり充実の朝ごはんです。食べるものがいっぱいあって、1時間くらいかかっちゃいました。

泊まった感想

あまり期待せずに行った宿でしたが、部屋の広さ、値段、朝食の美味しさで思いがけず大満足・:*+.\(( °ω° ))/.:+

お湯も悪くないです。浴槽内で給湯してるのが残念だけど、大丸温泉のお湯の匂いがします。塩素臭は全くしません。

おそらく、以前は企業の保養所だったのでは?と思わせる旅館の規模と造りです。てっきり夫婦2人だけでやっているのかと思ったら、朝は他にもスタッフがいました。

宿泊日によって宿泊料金がかなり変動しますが、夕食なしでもOKな人にはオススメできる宿です。