七つの外湯めぐり(城崎温泉)
2016年11月訪問
「城崎温泉」という名前は知ってました。でも、あまり馴染みのないエリアで行く機会もなく、どんな温泉なのか詳しいことは知りませんでした。それが突然、カニと温泉目的で訪れることになり慌てて調べてみると「城崎温泉といえば外湯めぐり」だそうですね。
城崎温泉は「外湯めぐり発祥の地」とも言われているらしく「遥か昔から城崎の人々は宿を客間、道を廊下とし湯治に訪れた人々を町全体でもてなしました」と、城崎温泉観光協会のサイトに書いてありました。これはすごい!
温泉街には7つの外湯があります。しかし調べてみると、お湯はどこも循環なんですね。しかも600円か800円と、いいお値段。ぴーぱーの外湯のイメージは300円位なんだけど、、それは公衆浴場か。
城崎温泉の宿に宿泊すると大抵、外湯無料パスがもらえます。ところが料金特記を見ると、通常支払う入湯税150円の他に別途入浴料として200円〜220円(宿によって異なる)を支払うシステムになっているんです。つまり、入浴料を払って外湯無料パスをもらう、ってわけですね。
ちょっと納得いかないけど、入浴料を払っているんだから外湯にも行かなきゃ!!というわけで、宿泊した幸楽園で入浴パスと地図をもらい、行ってみることにしました。
温泉街には1時間までは無料で停められる駐車場が3ヶ所あるので、それを利用して外湯めぐりをすることにしました。上の地図の印が付いてる駐車場がそれです。
営業時間はバラバラなので、よく確認してから行くようにしてください。
鴻の湯
まずは、温泉街の中でも一番奥にある鴻の湯から行ってみましょう。
鴻の湯のすぐ隣の駐車場に車を停めました。
祭日だったせいもあり、結構混んでた駐車場。
鴻の湯の横にあった配湯所。どうやら外湯のお湯はどこも同じようです。
各外湯には、こうした説明書きが掲げられていました。
驚いたのは外湯のシステム。
宿で受け取ったバーコード付きパスを、下の機械に読みこませて入場するんです。こんな外湯初めてです!
各外湯に分析書が掲示されてますが、どこもお湯は一緒。
加水して、加温して、塩素入れて、循環ろ過。もう温泉の成分が変わっちゃいそうですね。
で、鴻の湯混んでます。いえ、鴻の湯だけじゃなく、外湯はどこも混んでました。
雰囲気だけ説明しますと、鴻の湯は内湯の他に庭園露天風呂があるのが特徴です。内湯は深めの浴槽でぱー好みですが、塩素臭がキツすぎます。早々に退散、、、。
まんだら湯
鴻の湯横の駐車場に車を停めたまま、近くのまんだら湯へ移動しました。
独特な外観です。
ここは内湯の他に半露天の檜の桶風呂がありました。塩素臭は一緒です。
御所の湯
続いて、温泉街の中心近くにある御所の湯です。
外観も目をひきます。
ここはメチャメチャ混んでました!(>人<;) 大きい露天風呂がありましたが、混みすぎてて入れません、、、。
どこの外湯でもこのアイス売ってました。
1時間で3ヶ所制覇、ほぼ確認だけの入浴です。でも塩素臭がきついので、それで十分かもしれません。
一の湯
中心部の駐車場に移動しました。ここの駐車場も混んでいて、最後の1台の空きスペースでした。
まずは一の湯に向かいます。
大きくて立派な建物の一の湯。
“洞窟風呂” と書いてありますが、岩場を少しくり抜いて作った露天で大したことはありません(失礼)。
横には足湯がありました。
建物が大きいだけに、休憩スペースも広いです。
2階があったので上がってみると、
家族湯発見。
脱衣所の分析書を読んでいたら「家族湯:掛け流し」という表示があったので『えっ!』って思ったんですよ。
でも、3,000円はぴーぱーには払えません、、、残念。
柳湯
一の湯の並びにあるのが、柳湯。
7つの外湯の中で一番小さいです。
足湯がありました。
中は和風の雰囲気。入口に書いてあった通り、湯温がやや熱めでした。ここは内湯のみです。
地蔵湯
駅の近くの駐車場に移動しました。
まずはちょっと離れた地蔵湯へ。
地蔵湯なだけに、お地蔵様が祀ってありました。
あっ、ここにも掛け流しの家族湯がある!!
見るだけ見に行こうと思ったのですが、2階への階段付近には係の人がいて気軽に行けない雰囲気。
城崎温泉の外湯は、どこも従業員がたくさんいます。
さとの湯
最後に、駅のすぐ横にあるさとの湯へ行ってみましょう。
ここは見るからに1番大きい外湯です。
入口横には大きな足湯があって、大勢の人が楽しんでました。
1階は広い休憩スペース。
お風呂は2階にあります。
浴室内の階段で展望風呂に行けました。雨だったのであまり長湯はしませんでしたが、天気の良い日は楽しめるのかもしれません。
さとの湯も激混みです!
ここは10種類もの浴槽があり、スーパー銭湯みたいでした。
全体的な感想
どこも混んでた7つの外湯。お湯は加水加温循環塩素だし、外湯というより銭湯な感じですね。
それから、どこの外湯もすごくスタッフが多いです。7ヶ所とも全部です。それと、どこの外湯も電源用のコンセントが封鎖されていて、例えば携帯の充電とかができないようになってます。新潟県の苗場近くの立寄り温泉施設でも同じような光景を見たことありますが、あんまり良い気持ちしないですね、、。
ぴーぱーには外湯めぐりの楽しさがわかりませんでしたが、城崎温泉は人気あるんだな、ということだけはよくわかりました。
妻のぱー:宿選び担当
温泉宿からビジネスホテルまで様々な宿を紹介しています。予算の都合で高級宿レポは少なめですが(笑)、宿選びの参考になったら嬉しいです。
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