山王山温泉 瑞泉郷（旧 矢櫃温泉 瑞泉閣）

2016年7月訪問

濁り湯続きだった東北の旅ですが、締めくくりは山の麓で透明なお湯に入ろうと思い、公式サイトでお湯の良さをアピールしていたこちらの矢櫃温泉を選びました。

もう1つ瑞泉閣を選んだ理由は、”全室Wifi完備” だから。

前日泊まった須川高原温泉は、携帯の電波状況が芳しくなくテザリング自体あまり機能しなかったので、早めにチェックインしてビール飲みながらネット三昧しよーっと♪

田舎道を走っていると突然大きい建物が現れ、それが瑞泉閣でした。15時ちょっと過ぎに到着しましたが、広い駐車場には結構な数の車が止まっています。立寄り客でしょうか？

荷物を持って入口に向かうと、男性従業員の方が出てきて手伝ってくれました。

高級感のあるロビースペース。

お土産売り場。

お部屋

瑞泉閣には3種類のお部屋がありますが、選んだのは一番安いともえ亭。じゃらんからの予約で、素泊りで1人6,500円位でした。

チェックイン手続きをすませると、階段を上った一番端の部屋に案内されました。

素泊りなのでお布団は既に敷いてあります。

お部屋のアメニティ。

広縁もあります。

広縁の隅に冷蔵庫。

開けてみると、中の棚が全部外されていてびっくり。

眺望は向かいの建物。この辺は予約の際にも書いてあったことなので想定内。

でも、ちょうどぴーぱーの部屋の真向かいの窓の障子だけ開いてるのが気になりました。ちょっと落ち着かなかったです。

入口を入ってすぐ左側に洗面台。

反対側にはウォッシュレット付トイレがあります。

この部屋で一番困ったのは「全室Wifi完備」であるはずなのに、全く繋がらなかったこと。

荷物を整理してお風呂にも入り、”さてビールでも飲みながらネットに繋げようかなー” と思ったら繋がりませんd(￣ ￣)

“もしかして、ともえ亭は繋がらないとか？” と慌てて部屋の案内を見ましたが、やはり「Wifi全室ご利用頂けます」と書いてあります。

おかしいなーと思って、フロントに電話してみると「ちょっとお待ち下さい」の後に「担当の者に確認しましたら、そちらの部屋は繋がりにくいみたいです。他のお部屋に替えましょうか？」とおっしゃいます。でも、荷物すっかり広げちゃったし、、

面倒くさかったので断って、諦めてテザリングで繋げました。

安いプランで泊まるとこういう事ってたまにありますが、ここまで「Wifi完備」を謳っていながら繋がらないっていうのは、さすがにちょっとムッとします。

「遅い」とかじゃなくて「繋がらない」んですからd(￣ ￣)

館内

気を取り直して、館内を見学しながらお風呂に行きましょう。

運動器具が置かれたスペース。

キッズスペースもあります。

ゲームコーナー。

自販機コーナー。

驚いたのはビールの値段。なんとコンビニプライスです！

ソフトドリンクも同じかな？こちらは普段あまり買わないのでよくわかりません。

館内には中国語の案内表記が多かったので、アジア系外国人のお客様が多いのかもしれません。外国人客向けにWifiを完備したのかもしれませんね。

大浴場

さて楽しみにしていたお風呂です。

男女の入替はなく、それぞれに露天が付いてます。写真は女性の脱衣所。

アメニティ豊富です。

この長椅子？で外国人の方が寛いでました。

分析書。残念なことに “塩素投入” の文字があります。

綺麗な透明のお湯。

塩素臭はそれほどしません。

シャンプー類は馬油シリーズ。

サウナもありました。

１つ不思議だったのは、分析書には “加水してない”と書いてあるのに蛇口から水が出ていたこと。さらには公式サイトにも

水を一切加えていない源泉そのままの透き通った湯は、湯温64度、毎分140ℓの自憤泉をほど良い温度に調整しており、効能あらたかな湯として名高い。

と書かれています。

が、朝起きて最初に行った時はこのように水が出ていて、朝食後もう１度行くと止まっていました。これは加水とは違うんですかね？

露天はいつも誰かしら入ってました。

露天の投湯口のお湯は結構熱かったので、これは “加水なしの源泉かも” と思いました。そのせいか、この横にはいつも誰かしらがいらっしゃいました。

矢櫃温泉のお風呂は翌朝も１０時まで入れます。それは嬉しいのですが、投湯量を減らしていくのか、９時過ぎに行ったら露天のお湯が減ってました。ちょっと悲しかったです。

泊まった感想

たまにあることですが、” 公式サイトを見て期待していたのとは、ちょっと違ったかなー” という印象です。

でもお風呂は広くて気持ちよく入れるので、細かい事を気にしない方は十分楽しめると思います。

この辺りには他にも掛け流しの１軒宿が点在しているようです。次回訪れた時にははそちらのお湯も確認してみたいですね。

※このブログに書かれているのは、矢櫃温泉 瑞泉閣に宿泊した時の様子です。