タイヤによる燃費の違い

タイヤによる燃費の違い

デイビーはこれまで、三種類のタイヤを履いてきました。
全てブリジストンのデューラーシリーズの、

H/T698(オンロードタイヤ)
H/L850(   〃    )
A/T694(オールテレーンタイヤ)     です。

一、二行目の698と850はオンロードタイヤ(以下HT)。
三行目の694は軽いオフロードも走れるオールテレーンタイヤ(以下AT)です。

タイヤのコーナリング性能とか制動性能については、違いがよく解らない鈍感なぴーですが(笑)、燃費の違いについては多少記録を残しているので、HTとATタイヤの燃費について、ご参考までに発表させていただきます。

ちなみに燃費の計り方は、以前お遍路やっていたときに、四国から埼玉まで寄り道しないで一日で走ると約700kmで、四国で高速乗る直前に満タンにすると、埼玉で降りるときはほぼ空になるので、満タン計測法で測りました。高速道路はオートクルーズで時速80kmに設定して一番外側車線をひたすらチンタラ走ります。ルートも毎回同じ。乗車人数はぴーぱー2人+荷物100kg程度。渋滞無し。と毎回ほぼ同条件で測定しました。それでも誤差はあると思いますが。

では早速結果発表!

■第1位 H/L850 (HT) 9.0km/L
■第2位 H/T698 (HT) 8.8km/L
■第3位  A/T694 (AT) 6.6km/L

予想通り、オンロードタイヤのHTは、ATよりも燃費が良いと言う結果になりました。
でも3割以上の差です。これには少々オドロキです。
実際、燃費の悪いATでは、四国→埼玉は途中で給油しなければ走れませんでした。

1位の850は、2位の698の後継タイヤなので、省燃費性能がほんの少しアップしているようです。
でも0.2km/Lの差なら測定誤差じゃないかと思うかもしれませんが、何度か測りましたが、程度の差はあれ850の方がいつもいい結果でした。

HTとATの燃費の差はどこから来るのか?

思うにやはりタイヤの重さの差が大きいのではないかと思います。
なにしろサファリのタイヤサイズ(純正で275/65R17)では、ATタイヤはHTよりも1本あたり4〜5kgも重くなります。
それを回転させるには、それなりに多くのエネルギーが必要でしょう。

275/65R17 デカい重い。
ATを履いていた頃。タイヤのブロックパターンがゴツいです。
ムダにガソリン燃やして走っていた・笑。

ところで世界旅ではどのくらいガソリン代が掛かるのでしょうか?
日本/アフリカ往復で、仮に20万キロ走るとして、HTとATでガソリン代を計算しました。
HTはリッター9km、AT6.6km(実際にはもっと燃費悪くなると思います)、ガソリン1リッター140円で計算すると、

HT 311万円
AT 424万円  その差113万円!!

この差はデカい!
でも世界旅では、未舗装路も沢山走るでしょうから、やはりATが安心かと。
世界旅では、超省燃費走行を心がけねば。

HT689で水たまりスタックから救出直後。新車が泥だらけ。
HTでオフロード走行はできないことを学んだ16年前。

でも日本でオンロード走るだけなら、ぴー的にはHTでキマリですね。
20万キロ走ったら、浮いた金で次の軽自動車くらい買えるかも。
(ちなみに趣味の世界は人それぞれ。「オレ様は金掛かってもATやMT履くんだ!!」と言うのも勿論アリです)

今履いているブリジストン デューラーH/L850。
省燃費&長持ちのいいタイヤです。

おとなしいブロックパターン。
とてもM+S(マッド(泥)とスノー両方OKのタイヤ)には見えません。
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