アフリカ治安地図2021.07

アフリカ治安地図2021.07

陸路でアフリカ最南端の喜望峰を目指すぴーぱーにとって、アフリカ各国の治安状況を把握して、安全なルートを考えることは重要です。

アフリカ各国の治安状況は、以前にも書きましたが、
外務省の海外安全ホームページやイギリスのForeign travel adviceを見たり、
さらにAFPBBCの日本語ニュースHPをチェックしています。

でもそうして国別の状況は解ったとしても、結局喜望峰までどんなルートを通れば安全なのか、大局的に解りにくいのです。

パッと一目で全体がわかるモノが欲しい!

そこでぴーは、アフリカ各国の治安状況を一枚にまとめた地図を年に2、3回作っています。←ヒマ人です。

どうやって作るかというと、
外務省の海外安全ホームページにある各国の治安レベル地図をつなぎ合わせてアフリカ全体の地図を作るのです。

例えばケニアのページを見ると、下のようなケニアの地図が掲載されています。
これの各国の地図をダウンロードして、パソコンを駆使してつなぎ合わせて一枚のアフリカ地図にするのです。

2021年7月現在のケニア地図。

地図は、上のように危険レベルで色分けされています。
レベル4、レベル3のエリアはコワくて通れません。
レベル2なら、短距離ならササッと通過してしまおうと思います。
基本的にはレベル1と、ほぼ安全な白いエリアだけを走りたいものです。
ちなみにヨーロッパ主要国や北米は “白” です。

と言う事で作った地図がコレです。

■2020年9月の状況

完成した地図の白、黄色、薄オレンジのエリアをつないでルートを考えるのです。
(実際のルート選択は、さらにカルネやビザの要不要、雨期による道の状況なども考慮します)
なかなかいいですよ!この地図。

でもアフリカの治安状況は、常に変化します。

■と言う事で、今の状況(2021年7月現在)

この10ヶ月で状況が悪化したエリアを記入しました。

①は、地図上の変化は見られませんが、昨年2020年11月に西サハラを実効支配するモロッコ軍と、武装組織ポリサリオ戦線の紛争が始まり国境が閉まってしまいました。日本にはその後の情報が入って来ないのですが、ioverlanderにその後国境を通過した人の書き込みが無いから、多分今も閉まったままかと思います。

②は、レベル2→赤のレベル4に、いきなりなりました。
政府軍と反政府軍の戦闘が昨年11月に発生し、多数の戦闘、虐殺が発生し、飢餓状態になっています。おそらくメチャクチャな状況だと思います。
今年2021年6月に、劣勢の政府軍が一方的に停戦(と言うか撤退)した為、反政府軍が支配地域を広めている。

③ナイジェリアの一部が、レベル2→3になりました。イスラム過激派ボコハラムがテロ、誘拐を繰り返しているからでしょう。

④は、レベル1→2になりました。
トラックやバスなどの車両を狙った襲撃事件が増えているらしい。モザンビークは北部でIS系過激派が活動しておりその影響が国内に広まっているので要注意です。

アフリカ各地で治安状況が悪い方向に進んでいるのが気になりますが、
現状どのルートを通ればいいのでしょうか?どこまで行けるでしょうか?

西サハラまでしか行けません。

スペインからフェリーでアフリカに渡り、最初の国モロッコとその隣の西サハラまでしか行けません。
でも西サハラも常にきな臭くて、主要国道で結ばれた主要都市以外は危険らしいので、実質モロッコまでかも。

西サハラ・モーリタニア国境さえ開けば、あとはこんな風に進めるのですが、、、

ベナンのコトヌーからガボンのリーブルビルへは、定期のRORO船があるようです。

まあどうせコロナでまだしばらく出発できそうにないので、その間に状況が良くなる事を願うばかりです。

でもこうして定期的に地図を作って思うのは、

状況悪化は一瞬。戻るのは年単位。

と言う事です。
ひとたび紛争が起きて、治安が悪くなるのは一瞬です。一、二週間あれば真っ赤になります。
でもそれが元の安全な状態に戻るには長い長〜い時間が掛かります。
一年、二年、、、十年以上かかるかもしれません。

一日も早く治安が回復して、安全なルート選択の幅が広がる事を願うばかりです。

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